母国語の基礎と第二言語の基礎

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第二言語を習得するには、基礎固めが重要です。一般的に基礎とは、単語や文法などを指します。しかし、単語や文法を学習するだけでは完全な基礎固めにならず、言語習得を遅れさせる可能性があります。母国語の基礎と第二言語の基礎の共通点と違いを理解しておくと、基礎固めを集中的に行うことができます。

目次

言語間の距離を考える

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第二言語を習得するには、言語間の距離を知っておかなければいけません。言語間の距離は、第二言語を学習するときの難しさと捉えましょう。距離が離れているほど、その言語の習得は難しいです。

文法的な違いや文化が大きく違うために、言語間の距離が大きくなります。第二言語としての言語を習得が困難になるのです。しかし、距離が離れている言語も、基礎基本を徹底することで習得は可能です。基礎に対する知識を持ち、第二言語習得を可能なものにしていきましょう。

基礎とは何か

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単語や文法を学ぶことは基礎です。しかし、第二言語習得の基礎とは、他国の文化を理解することにあります。言語習得のためには、言語の元となっている文化を知る必要があるのです。

文化を知るのは、あなたにとっての第二言語である国に住む現地の人を理解するということです。言語はコミュニケーションであるため、相手を理解しようとすることが最大の基礎となります。踏まえて、単語や文法を学習することが大切です。

母国での普通と他国の普通

母国と他国の普通には違いがあります。あなたが常識と考えるのは、あなたの国での普通です。他国ではあなたの考えは普通ではない可能性が高いです。

その違いが文化の違いです。常識をいったん白紙に戻し相手国の普通を吸収するよう心がけましょう。

普通の違いが明確にわかるようになると、スピーキングする場合にニュアンスの違いが理解できるようになります。相手が言いたいことが理解でき、リスニング能力をさらに伸ばすことができるようになるのです。

第二言語習得までの道のり

ここで第二言語習得までの道のりを考えましょう。第二言語の基礎となるのはどの部分なのか、分類するとわかりやすくなります。ゴール地点を明確にすると、ご自身の現在地がわかります。ご参考にされてください。

単語

誰もが単語を学習します。単語さえ覚えてしまえば、日常の会話ができると言っても過言ではありません。ただ、片言の言語になるため、単語だけでなく文法などを知ることは必要です。単語の学習はどんな言語にも共通して重要であり、切り離すことができない重要なものです。

文法

文法は言語のルールです。語順や意味などを詳しく述べるために必要です。文法を深く知ると、細かな意味の違いを言い表すことができるようになります。

一般的な文法書には、日常に使用できる表現が記載されています。言語のルールを知ることで、ライティングやリーディング、スピーキングに役に立つのは言うまでもありません。

ライティング

第二言語での表現方法として、ライティングがあります。ライティングは書く能力です。あなたが考えたり、意志を伝えようとする場合にライティングは必要です。

単語や文法の力を使用し、文章を書くことで相手に考えを伝えることができます。何かの契約をする場合でも、自身の名前だけでなく条件を記載できるようになるのです。

リーディング

読む力がリーディング能力です。母国にいても文を読むことは多く、日常生活から切り離せないのが読む能力です。

都会に行けば行くほど多くの文字が使用され、読めなければ何をするにも不便です。単語や文法の能力が高ければ読める範囲も拡大し、逆に単語力がなければ読めません。

スピーキング

誰かと会話するために話すのがスピーキングです。単語だけを羅列するだけでも多くの意味が通じます。ですが、文法を深く理解しておくことで、細かな意味を伝えられるようになります。第二言語学習において、最終段階ともいえるのがスピーキングです。

上記の5つの内容を定着させた人が、第二言語をマスターしたと言えます。多くの人は単語が基礎と考えます。しかし、基礎として考える内容は単語だけではありません。以下で基礎になる内容をまとめていきます。

土台となるものが基礎

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誰もが赤ちゃんでした。母国語を学習するために、最初に行った行動は何でしょうか。単語学習でも、文法学習でもなくリーディングです。ほとんどの人は両親の声を聴き、身近な人々の会話を聞くことで言語を覚えます。

覚えた言葉の意味を解説してもらい、実際に見て理解できるようになります。そして学校などで文法を知り、ライティング学習へと進んでいくのです。

母国語の場合は土台となっているのは何でしょうか。当然、リーディングなのです。単語の学習は重要ですが、単語の音を知ることのほうが重要です。リーディングを基礎として学習することで、全ての学習がスムーズに行えるようになります。

母国語の基礎と第二言語の基礎の共通点

母国語を学ぶ場合と、第二言語を学ぶ場合にはリーディングを中心に学習すると学習が上手くいくという共通点があります。この共通点は第三言語を学習するとしても同じです。

言語学習にはリーディングが基礎となります。聞いたことの中で、聞き取れなかった内容を復習し、深く意味を追求していきましょう。それが第二言語の学習です。

母国語の基礎と第二言語の基礎の相違点

母国語と第二言語には相違点も存在します。母国語を学習するには脳が白紙の状態から始まりますが、第二言語学習の場合は既に母国語が存在しているということです。

既にある言語の上から、別の言語を上塗りするのは簡単ではありません。リーディング中心で学習を行う時には、母国語に訳す行動を辞める必要があります。

できる限り脳を白紙の状態にする意識をし、音を音のまま覚えましょう。その後、調べる段階で母国語を使用しますが、最初から訳そうと意識していると記憶しにくくなります。

まとめ

第二言語習得には、単語や文法の学習が不可欠です。しかし、基礎となるのは言語の音だということを知っておきましょう。単語も文法も音を知らなければ暗記しにくいものです。逆に、音を知っていれば真似をすることは可能になります。

リーディングを中心に学習するよう意識をし、リーディングから単語や文法の学習へ進みましょう。その後、ライティングやスピーキングを練習することで、第二言語は習得しやすくなります。

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