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日本語能力試験(JLPT)の参考書おすすめ24選|N5〜N1レベル別・企業の日本語教育に使える教材一覧

日本語能力試験 参考書

外国人スタッフの採用が進む中で、「日本語能力をどのように評価すればよいのか」「どの教材を使って教育すれば成果につながるのか」と悩む企業は少なくありません。業務指示の理解不足やコミュニケーションの行き違いは、現場の生産性や安全性にも直結するため、日本語教育は企業にとって重要な課題の一つです。

そのような中、日本語能力を客観的に測る指標として広く活用されているのが、JLPT(日本語能力試験)です。JLPTはN5からN1までの5段階で日本語力を評価できる国際的な試験であり、採用基準の設定や配置判断、育成目標の明確化に役立ちます。

一方で、実際にJLPT対策を進めようとすると、「参考書の種類が多すぎて選べない」「参考書を買っただけで学習が止まってしまう」といった壁に直面するケースも多く見られます。

本記事では、企業の日本語教育に活用できるJLPT参考書をN5からN1までレベル別に整理し、それぞれの特徴や使いどころをわかりやすく解説します。あわせて、参考書学習だけでは成果が出にくい理由や、企業研修として日本語教育を成功させるための考え方についても解説します。

外国人スタッフの日本語力向上とJLPT合格を効率的に実現したい企業担当者の方は、ぜひ最後までご覧ください。

\ 日本語学習システム/

目次

JLPTとは|企業が知っておくべき基礎知識

外国人材の受け入れが進む中、日本語能力を客観的に測る指標として注目されているのがJLPT(日本語能力試験)です。採用基準や配置判断、育成計画を立てる上で、企業の人事・教育担当者がJLPTの仕組みを理解しておくことは非常に重要です。ここでは、企業が押さえておくべきJLPTの基礎知識について解説します。

日本語能力試験(JLPT)の概要

JLPT(Japanese Language Proficiency Test)は、日本語を母語としない人の日本語能力を測定し認定する試験として、国際交流基金と日本国際教育支援協会が実施している試験です。年2回(7月と12月)、国内外の多数の都市で実施されており、世界中で年間約100万人が受験しています。

試験はN5(最も易しいレベル)からN1(最も難しいレベル)までの5段階に分かれており、それぞれのレベルで「言語知識(文字・語彙・文法)」「読解」「聴解」の3つの要素から日本語能力を総合的に評価します。

企業にとってJLPTは、外国人スタッフの日本語レベルを客観的に把握できる国際的な指標であり、採用時のスクリーニングや配置後の育成目標設定に活用できます。

試験科目(文字・語彙・文法・読解・聴解)の構成

JLPTの試験科目は大きく3つに分かれています。ここでは各科目の内容と、企業が注目すべきポイントを解説します。

言語知識(文字・語彙・文法)

漢字の読み書き、語彙の意味や使い方、文法的に正しい文の構成などが問われます。基礎的な日本語の知識を測る分野で、ビジネス文書の理解や作成に直結する能力です。企業研修では、この分野の強化が業務マニュアルや社内メールの理解度向上につながります。

読解

指示文、説明文、論説文など様々な種類の文章を読んで内容を理解する力が試されます。業務マニュアルや社内通達、メールなどを正確に理解する能力を測る上で重要な分野です。読解力が不足していると、業務指示の誤解や作業ミスにつながる可能性があるため、特に注目すべき分野です。

聴解

日常会話からフォーマルな場面での会話まで、音声を聞いて内容を理解し適切に対応する力が評価されます。職場でのコミュニケーション、電話対応、会議での理解力などに直結する実践的な能力です。聴解力は現場での即座の対応力を示す指標となります。

これらの科目は独立して評価されるため、どれか一つでも基準点に達しないと不合格となります。企業の研修では、スタッフの弱点分野を把握し、バランス良く学習を進めることが合格への鍵となります

N5〜N1レベル別に求められる日本語力と業務レベル

各レベルで求められる日本語力と、実際の業務での活用レベルを理解しておくことは、適切な人材配置や育成計画を立てる上で不可欠です。ここでは各レベルの特徴と、企業が期待できる業務遂行能力について詳しく解説します。

N5レベル:基礎的な日本語の理解

ひらがな、カタカナ、基本的な漢字で書かれた定型的な語句や文、文章を読んで理解できるレベルです

業務においては、簡単な指示を理解し、定型的な挨拶や報告ができる程度なため、単純作業や明確な指示がある業務に限定されます。「おはようございます」「お疲れ様です」などの基本的な職場の挨拶や、「これをここに置いてください」といった簡単な指示は理解できます。

N4レベル基本的な日本語の理解

基本的な語彙や漢字を使って書かれた日常生活の中でも身近な話題の文章を読んで理解できるレベルです。日常会話をほぼ理解でき、ゆっくりとした会話であれば内容を把握できます。

業務では、簡単なマニュアルを理解し、基本的な報告・連絡・相談ができるようになります。例えば「今日の作業は終わりました」「○○さんから電話がありました」といった簡単な報告が可能です。

N3レベル日常的な日本語をある程度理解

日常的な場面で使われる日本語をある程度理解できるレベルです。やや難しい文章も要旨を理解でき、自然に近いスピードの会話も内容を概ね理解できます。業務では、一般的な業務指示を理解し、同僚との日常的なコミュニケーションが可能になります。

多くの企業が最低限求める日本語レベルがこのN3です。チームでの作業指示を理解し、自分の意見を述べたり、簡単な相談をしたりすることができます。

N2レベル幅広い場面での日本語理解

日常的な場面に加え、より幅広い場面で使われる日本語を理解できるレベルです。新聞や雑誌の記事を読んで理解でき、自然なスピードの会話やニュースを聞いて内容を理解し、話の流れや登場人物の関係を把握できます。

業務では、複雑な指示や専門的な内容も理解でき、報告書の作成や会議での発言も可能になります。上司への詳細な業務報告や、顧客対応なども期待できるレベルです。

N1レベル:高度な日本語の理解

幅広い場面で使われる日本語を理解できる最高レベルです。論理的に複雑な文章や抽象度の高い文章を読んで理解でき、自然なスピードの会話やニュースを聞いて詳細な内容まで理解できます。

業務では、日本人とほぼ同等のレベルで業務遂行が可能で、リーダーシップを発揮する役割も期待できます。契約書などの専門的な文書の理解や、プレゼンテーション、交渉なども可能になります。

公式教材|日本語能力試験公式問題集

光の当たる机の上で両手が日本語学習の参考書をまとめて抱えている様子

JLPT対策の公式問題集です。試験の出題形式や難易度を正確に把握できる教材であり、企業研修でも基本教材として活用できます。

日本語能力試験公式問題集(全レベル対応)

公式問題集の最大の特徴は、本番と全く同じ形式で演習できることです。問題数、配点、時間配分まで本試験と同一のため、実戦的な練習が可能です。また、解答だけでなく詳しい解説も付いているため、なぜその答えになるのかを理解しながら学習できます。

企業の研修担当者にとって、公式問題集は学習者の現在地を把握するための診断ツールとしても活用できます。まず公式問題集を解いてもらうことで、どのレベルを目指すべきか、どの分野に課題があるかを客観的に判断できます。

公式問題集の使い方(企業研修向け)

公式問題集を企業研修で最大限に活用するには、段階的かつ計画的なアプローチが重要です。ここでは、診断から仕上げまでの効果的な活用法を紹介します。

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診断フェーズ(学習開始時)

学習開始時に公式問題集を時間を計って解いてもらい、現在の実力を把握します。このとき、総合点だけでなく、文字・語彙、文法、読解、聴解の各分野別の得点率を記録しておくことで、弱点分野を明確にできます。「どの分野が苦手か」を数値で可視化することで、効率的な学習計画が立てられます。

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学習フェーズ(基礎固め期間)

他の参考書で基礎力を固めながら、定期的に公式問題集の類似問題を解いて理解度を確認します。ここでのポイントは、間違えた問題をそのままにせず、なぜ間違えたのか、正解を導くためにはどの知識が必要だったのかを振り返ることです。間違いノートを作成し、弱点を可視化することで着実な実力向上につながります。

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仕上げフェーズ(試験1〜2ヶ月前)

試験の1〜2ヶ月前に本番と同じ時間配分で模擬試験として取り組みます。時間配分の練習だけでなく、試験当日の緊張感に慣れる意味でも重要です。この段階で合格ラインに達していない場合は、さらに弱点分野を集中的に強化します。

N5レベルのおすすめ参考書・問題集

青い背景の前に開かれた本。日本語教育や学習に関する入門書や教材のイメージに適した写真。

N5は日本語学習の入門レベルです。ひらがな・カタカナから始まり、基本的な文法と日常生活で最低限必要な語彙を学びます。初めて日本語を学ぶ外国人スタッフには、わかりやすく体系的に学べる教材選びが重要です。

日本語能力試験問題集N5 語彙スピードマスター

JLPT N5レベルで必要とされる約800語の基本語彙を効率的に習得できる語彙対策教材です。語彙はテーマ別に整理されており、「職場」「時間」「数字」「食べ物」「家族」など、日常生活や業務で頻繁に使われる単語を関連づけながら学習できます。

単語の意味確認だけでなく、例文を通して使い方を理解できる構成になっているため、暗記に偏らず実践的な語彙力が身につきます。日本語学習を始めたばかりの外国人スタッフでも取り組みやすく、N5レベルの語彙力を無理なく底上げできる一冊です。

JLPT文法N5 ポイント&プラクティス

日本語能力試験 N5の文法対策に特化した問題集です。合格に必須とされる約90の文法項目を、全20回の問題パートに分けて学習する構成になっており、試験形式に慣れながら効率よく文法力を身につけられます。

各問題には解答の根拠となる詳しい解説が付いているため、正解か不正解かだけでなく、「なぜそうなるのか」を理解しながら学習を進められる点が特徴です。助詞や動詞の活用など、初学者がつまずきやすいポイントも丁寧に整理されています。

合格できる日本語能力試験 N4/N5

N5からN4までを一冊でカバーできる総合対策教材です。日本語の基礎から段階的に学べる構成になっており、日本語学習が初めての学習者でも無理なく進められるよう設計されています。文字・語彙・文法・読解・聴解の全分野をバランスよく扱っており、JLPT対策の全体像を把握しながら学習を進めることができます。

イラストや図解が豊富で視覚的に理解しやすく、各課には練習問題も付いているため、学んだ内容をその場で確認できます。企業研修では、N5からN4へのステップアップ教材としても活用しやすい一冊です。

N4レベルのおすすめ参考書・問題集

色とりどりの本を手に持ち上げる写真。日本語教育のおすすめ参考書や学習書紹介に使いやすいイメージ。

N4レベルは基礎的な日本語を理解し、日常会話の基本ができるレベルです。職場での簡単な指示理解や報告ができるようになるため、実務での活躍の幅が広がります。

日本語能力試験 N4 語彙 スピードマスター

JLPT N4レベルで必要とされる約1,500語の語彙を効率的に習得できる語彙対策教材です。語彙はテーマ別・品詞別に整理されており、関連する言葉をまとめて学べるため、単語を断片的に覚えるのではなく、意味のつながりを意識しながら理解を深められます。

イラストや例文も多く、視覚的に記憶しやすい工夫がされているため、初級後半の学習者でも無理なく取り組めます。日常生活や職場でよく使われる語彙が中心となっており、業務指示や簡単な会話理解につながる実用的な語彙力を養成できます。

新完全マスター読解 日本語能力試験N4

N4レベルの読解力を体系的に養成するための定番教材です。短くシンプルな文章からスタートし、徐々に長く複雑な文章へと段階的に進む構成になっているため、読解に苦手意識のある学習者でも無理なく力を伸ばせます

各課では、問題を解くだけでなく「どこに注目して読むべきか」「どのように情報を整理するか」といった読解のポイントが丁寧に解説されています。業務マニュアルやお知らせ文など、実務に近い文章形式も多く、試験対策だけでなく実際の職場で役立つ読解力の基礎を身につけられます。

ポイント&プラクティス JLPT N4 文法

N4レベルの文法を段階的に整理しながら学べる文法特化型教材です。各文法項目はポイントを簡潔にまとめた解説から始まり、その後に豊富な練習問題を通して理解を定着させる構成になっています

文法の使い方だけでなく、誤りやすいポイントや文型の違いも丁寧に説明されているため、独学でもつまずきにくいのが特徴です。例文は日常生活や職場で使われる場面を想定しており、試験対策と実用的な日本語力の両方を意識した学習が可能です。

新完全マスター聴解 日本語能力試験N4

N4レベルの聴解力を段階的に強化するための教材です。日常会話や簡単な説明文など、さまざまな場面の音声を聞いて理解する練習ができ、実際の試験形式に即した問題構成になっています

音声のスピードや内容は徐々にレベルアップするため、ゆっくりした日本語から自然なスピードの会話へと無理なく慣れていくことができます。スクリプトと解説も充実しており、聞き取れなかった部分を確認しながら復習できるため、聴解が苦手な学習者の底上げにも適しています。

全科目攻略!JLPT日本語能力試験ベスト総合問題集N4

試験直前の総仕上げに最適な総合問題集です。文字・語彙・文法・読解・聴解の全科目をカバーした模擬試験が3回分収録されており、本番と同じ形式で実力を確認できます。時間配分や問題の出題傾向に慣れることができるため、試験前の最終確認に適しています。

これまでに学習してきた内容の理解度をチェックし、弱点分野を把握することで、残りの期間を効率的に活用できます。企業研修では、N4到達度の評価や合否判定の目安としても活用しやすい教材です。

N3レベルのおすすめ参考書・問題集

木製の棚に並べられたカラフルな本の背表紙。学びや読書、知識の蓄積をイメージさせる明るい構図。

N3は日常的な場面で使われる日本語をある程度理解できるレベルで、多くの企業が外国人スタッフに求める日本語力です。このレベルに到達すると、業務上のコミュニケーションが格段にスムーズになります。

日本語能力試験問題集 N3 文法 スピードマスター

JLPT N3で頻出する文法項目を効率的に習得するための文法特化型教材です。試験によく出る文法表現を厳選して収録しており、無駄なく合格に必要な文法力を身につけられる構成になっています。各文法項目は豊富な例文と練習問題を通して学べるため、意味や使い方だけでなく、実際の文の中でどのように使われるのかを具体的に理解できます。

似た意味を持つ文法の使い分けや接続のルールも丁寧に整理されており、自己流の理解に陥りやすい中級学習者にとって、文法知識を正確に整理し直すのに適した一冊です

日本語能力試験 N3 語彙 スピードマスター

N3レベルで必要とされる約3,000語の語彙を体系的に学習できる語彙対策教材です。語彙は場面別・トピック別に整理されており、日常生活や職場など実際の使用シーンをイメージしながら効率的に覚えられる構成になっています。

単語の意味だけでなく、例文や関連語彙、類義語や反意語もあわせて学習できるため、語彙の理解が一層深まります。N3は語彙量の差が合否に直結しやすいレベルですが、本書を活用することで、断片的な暗記ではなく、実践的に使える語彙力を身につけることができます

新完全マスター読解 日本語能力試験N3

N3レベルに必要な読解力を段階的に養成する定番教材です。メールやお知らせ、説明文、エッセイなど、実生活や業務でよく目にする多様な文章形式を扱っており、試験対策と実務に役立つ読解力の両方を意識した内容になっています

各課では問題演習に加えて、文章の構造の捉え方や設問へのアプローチ方法といった読解テクニックが丁寧に解説されています。文章をただ読むのではなく、要点を素早く把握し、必要な情報を正確に読み取る力を養えるため、N3レベルで読解に苦手意識を持つ学習者の底上げに適しています。

JLPT聴解N3ポイント&プラクティス

N3レベルの聴解力を段階的に強化するための教材です。会話全体の流れを理解する問題から、必要な情報を正確に聞き取る問題まで、さまざまなタイプの聴解問題をバランスよく収録しています

音声スクリプトと詳しい解説が付いているため、聞き取れなかった箇所を確認しながら復習でき、弱点を一つずつ克服していくことができます。自然なスピードの会話にも慣れる構成になっており、試験対策だけでなく、職場での会話理解力の向上にもつながる実践的な内容です。

改訂版日本語能力試験N3 模擬テスト〈1〉

本番形式の模擬試験を通じてN3レベルの総合力を確認できる問題集です。実際の試験と同じ出題形式、問題数、時間配分で構成されているため、本番を想定した実戦的な演習が可能です。模擬テストを解くことで、現在の実力や弱点分野を客観的に把握でき、残りの学習期間で何を重点的に対策すべきかが明確になります。

試験前の最終確認や時間配分の練習に適しており、合格への自信を高めるための仕上げ教材として活用しやすい一冊です。

N2レベルのおすすめ参考書・問題集

ートパソコンの上に置かれた緑の本と眼鏡。外国人スタッフの日本語学習や教育資料を象徴。

N2レベルは、日常的な場面に加え、より幅広い場面で使われる日本語を理解できるレベルです。業務での複雑な指示理解や専門的な内容の把握が可能になり、責任ある業務を任せられるレベルです。

新完全マスター文法 日本語能力試験N2

JLPT N2で求められる文法力を体系的に身につけるための定番教材です。文法項目は機能別に整理されており、似た意味を持つ文法表現や混同しやすい文型の違いを比較しながら理解できる構成になっています

各項目には豊富な例文と練習問題が用意されており、文法の意味や形を覚えるだけでなく、実際の文章の中でどのように使われるかを確認しながら学習を進められます。

日本語能力試験問題集N2 語彙 スピードマスター

N2合格に必要とされる約6,000語の語彙を効率的に習得できる語彙対策教材です。語彙はテーマ別・場面別に整理されており、日常生活だけでなく、職場やビジネスシーンで頻出する表現も多く含まれています。単語の意味確認だけでなく、例文を通して使い方を学べるため、暗記に偏らず実践的な語彙力を身につけることができます。

N2は語彙量が合否を大きく左右するレベルですが、本書を活用することで、読解や聴解にも対応できる語彙力の土台をしっかりと築くことができます。

新完全マスター読解 日本語能力試験N2

N2レベルに必要な高度な読解力を養成するための教材です。論説文、解説文、エッセイなど、多様なジャンルの文章を扱っており、文章の構造や論理展開を正確に読み取る力を鍛えることができます。各課では設問の解き方だけでなく、重要な情報の見つけ方や要点の整理方法といった読解のポイントが詳しく解説されています。

文章量が多くなるN2試験に対応するためのスピードと正確さを両立させる力を身につけられるため、読解で点数が伸び悩んでいる学習者に特に適した教材です。

JLPT聴解N2ポイント&プラクティス

N2レベルの聴解力を段階的に強化するための教材です。日常会話だけでなく、説明や意見表明など、より複雑な内容の音声を聞いて理解する練習ができます。自然なスピードの音声を中心に構成されているため、実際の試験や職場での会話に近い形でリスニング力を養えます

音声スクリプトと丁寧な解説が付いており、聞き取れなかった箇所を確認しながら復習できる点も特徴です。N2レベルで聴解が苦手な学習者の弱点克服に効果的な一冊です。

日本語能力試験N2模擬テスト〈1〉

本番と同じ形式でN2レベルの総合力を確認できる模擬試験集です。問題数や時間配分も本試験に準拠しているため、実際の試験を想定した実戦的な演習が可能です。模擬テストを通じて、現在の実力や弱点分野を客観的に把握できるため、試験前の学習計画の見直しにも役立ちます。

N1レベルのおすすめ参考書・問題集

メガネの女性が笑顔で数冊の参考書を胸の前に持っている様子

N1は日本語能力試験の最高レベルです。論理的で複雑な文章の理解や、専門的な内容の議論にも対応できる高度な日本語力が求められます。

日本語能力試験問題集 N1文法スピードマスター

JLPT N1で求められる高度な文法力を効率的に身につけるための文法特化型教材です。N1特有の抽象度が高く、意味の違いが分かりにくい文法表現を中心に構成されており、ビジネス文書や論説文、専門的な文章で頻出する文法を重点的に扱っています

各文法項目は例文と練習問題を通して学べるため、知識として覚えるだけでなく、実際の文脈の中で正しく使い分ける力が養われます。曖昧な理解を排除し、正確な日本語運用力を身につけたいN1受験者に適した一冊です。

日本語能力試験問題集N1語彙スピードマスター

N1合格に必要とされる約10,000語の語彙を体系的に学習できる語彙対策教材です。日常語彙に加え、抽象的な概念を表す語彙や新聞、評論、ビジネスシーンで使われる専門性の高い表現も多く収録されています

語彙はテーマ別に整理され、例文を通して使い方を確認できるため、単なる暗記にとどまらず、読解や聴解で実際に使える語彙力を身につけることができます。

新完全マスター漢字 日本語能力試験N1

N1レベルで必要とされる約2,000字の漢字を効率的に学習できる漢字特化型教材です。漢字の読み方だけでなく、実際に使われる語彙や表現を通して学ぶ構成になっており、漢字知識を実践的な日本語力へとつなげられます

意味や用法の違いが分かりにくい漢字についても丁寧に整理されているため、読解や語彙問題での取りこぼしを防ぐことができます。新聞記事や専門的な文章を正確に読み解くための漢字力を強化したい学習者に適した一冊です。

読解攻略!日本語能力試験 N1

N1レベルに求められる高度な読解力を養成するための読解特化教材です。論説文や評論、専門的な内容の文章など、抽象度が高く情報量の多い文章を多数収録しており、複雑な論理構造を正確に把握する力を鍛えられます

設問の解説では、要旨の捉え方やキーワードの見つけ方、速読のポイントなどが詳しく解説されており、効率的に得点するための読解技術を身につけることができます。

日本語能力試験問題集N1聴解スピードマスター

N1レベルの高度な聴解力を養成するための教材です。講演、ニュース、ディスカッションなど、実際の試験で出題されやすい形式の音声を通して、内容理解だけでなく話の流れや話者の意図を正確に把握する力を鍛えます

自然なスピードの音声に対応できるよう設計されており、細かな情報を聞き取る集中力も養われます。スクリプトと解説を活用することで、聞き取れなかった部分を分析し、弱点を着実に克服できる構成になっています。

企業が参考書学習で失敗しないためのポイント

棚から赤い本を指で取り出そうとしている手元のクローズアップ

参考書を購入して日本語能力試験対策を始めたものの、「なかなか合格につながらない」「途中で学習が止まってしまう」といった悩みを抱える企業は少なくありません。多くの場合、問題は参考書そのものではなく、運用の仕方にあります。ここでは、企業研修でよく見られる失敗パターンと、その背景にある課題について解説します。

参考書を増やしても合格できない理由

合格を目指して参考書や問題集を増やしても、どの教材をいつまでに終わらせるのか、どの分野を優先的に学習するのかといった具体的な計画がなければ、学習は長続きしません。目的や期限が曖昧なままでは、途中で学習の優先順位が下がり、自然と手が止まってしまいます

また、進捗管理を本人任せにしてしまうことも大きな問題です。わからない箇所に直面した際に相談できる環境がないと、理解できないまま学習が停滞したり、モチベーションが低下したりするケースが多く見られます。

現場教育と自己学習の限界

「業務の合間に教える」「先輩スタッフに任せる」といった現場主体の日本語教育にも限界があります。通常業務をこなしながら日本語を教えることは現実的ではなく、教える側の負担が大きくなりがちです。その結果、指導が断片的になったり、継続できなくなったりすることがあります。

また、先輩スタッフが日本語教育の専門家ではない場合、文法を体系的に説明できなかったり、誤りを適切に訂正できなかったりすることも少なくありません。そのため、指導の質にばらつきが生じ、学習効果が安定しないという課題が生まれます。

進捗・理解度を管理できない問題

参考書学習では、どこまで進んだかは把握できても、どれだけ理解できているかが見えにくいという問題があります。ページ数や学習量だけでは、弱点やつまずきポイントを特定することができません。そのため、文法は得意だが聴解が苦手といった個別の課題に対して、効果的なサポートができなくなってしまいます。

さらに、複数名の外国人スタッフを同時に育成する場合、一人ひとりの進捗や理解度を把握するだけでも大きな負担になります。その結果、管理が形骸化し、最終的には学習が本人任せになってしまうケースも少なくありません。

こうした課題を解決するためには、学習状況や理解度を可視化できる仕組みが必要です。学習管理機能を備えたオンライン講座を活用することで、進捗の把握、理解度チェック、弱点の特定まで一元的に管理でき、企業の日本語教育をより効率的かつ継続しやすい形で進めることが可能になります。

参考書と併用したい|日本語カフェのJLPTオンライン講座

日本語カフェのロゴ

参考書だけの学習には限界があります。ここでは、参考書学習の弱点を補い、効率的に合格を目指せる「日本語カフェ」のJLPTオンライン講座をご紹介します。

企業に選ばれている日本語カフェの「JLPT合格コース」とは

日本語カフェのJLPT N3合格コースのトップ画面

日本語カフェの「JLPT合格コース」は、企業向けの日本語教育を想定して設計された、日本語能力試験対策専門のオンライン講座です。日本人講師の採用や管理が大変、毎月の人件費がかさむ、自発的に学習を進めてくれる仕組みがないといった、企業が抱えがちな日本語教育の悩みを解決することを目的としています。

合格に必要な内容だけを整理したレベル別カリキュラム

講座は、厳しい審査を通過した日本語教育のプロ講師が監修した動画カリキュラムで構成されています。

語彙、文法、読解、聴解といった日本語能力試験の全科目をバランスよく学べるよう設計されており、N5からN1までレベル別に最適化された学習プランが用意されています。何をどの順番で学べば合格に近づけるのかが明確なため、学習内容に迷うことがありません。

動画+ドリルで「わかる」を「できる」に変える仕組み

日本語カフェのJLPT合格コースでは、動画講義によるインプットだけで終わらせず、演習問題やドリルを通じてアウトプットまで行います。

繰り返し演習することで理解を定着させ、試験本番でも得点できる力を身につけられるのが特徴です。模擬試験も豊富に用意されているため、実際の試験形式に慣れた状態で本番を迎えることができます。

忙しい外国人スタッフでも続けやすい学習環境

学習はすべてオンラインで完結し、スマートフォン、パソコン、タブレットに対応しています。一回あたりの学習時間も短く設計されているため、通勤時間や休憩時間などのスキマ時間を活用しながら学習を進めることが可能です。

自分のペースで何度でも繰り返し学べるため、業務と両立しながら無理なく継続できます。

管理画面で学習状況を一目で把握できる

企業向けに嬉しいポイントとして、学習管理機能が充実している点が挙げられます。管理画面を確認するだけで、誰がどこまで学習しているのか、どの分野が苦手なのかを一目で把握できます。

これにより、担当者が個別に進捗確認を行う必要がなくなり、日本語教育にかかる管理工数を大幅に削減できます。

短期間で成果を出した実績

日本語カフェのJLPT合格コースでは、全くの初心者から学習をスタートし、わずか3ヶ月でN3に合格した実績もあります。参考書だけでは難しかった短期間での成果を実現できる点が、多くの企業に選ばれている理由の一つです。

★合格実績★

ゼロから3ヶ月でJLPT N3に合格

室内で5人の若い女性が椅子に座り、笑顔で並んで写っている日本語カフェ受講者のグループ写真

「日本語カフェ」で学習したフィリピン人受講者4名は、日本語学習未経験からわずか3ヶ月の学習で、日本語能力試験(JLPT)N3に全員合格しました。2025年4月に学習を開始し、1日平均6時間の自主学習を継続した結果、6月にはN5・N4を突破。そして7月には、通常半年以上かかるといわれるN3レベルに到達しました。

実際の試験結果では、文字語彙・文法読解・聴解のすべての分野で合格点をクリアしており、「日本語カフェ」のカリキュラムが短期間で成果を出せることを証明しています。

一般的に学習効果のばらつきやモチベーション維持に課題がある日本語教育ですが、明確な合格目標と効率的な学習設計により、4人全員が同時にN3合格を果たしました。

\ 日本語学習システム/

まとめ|参考書だけに頼らない日本語教育が企業の成果につながる

床に寝転んで本を読む2人の女性。学習や読書、日本語教育の楽しさをイメージさせる写真。

日本語能力試験対策において、参考書や問題集は基礎を固めるうえで欠かせない存在です。N5からN1までレベル別に適切な教材を選び、公式問題集や定番シリーズを活用することで、日本語力を段階的に伸ばすことができます。

一方で、企業研修という視点で見ると、参考書だけに頼った学習には限界があります。学習計画の設計、進捗管理、理解度の把握、モチベーション維持までを企業側がすべて担うのは現実的ではありません。その結果、学習が途中で止まってしまったり、十分な成果が出ないまま終わってしまったりするケースも少なくありません。

日本語カフェの「JLPT合格コース」は、こうした企業の課題を踏まえて設計されたオンライン講座です。レベル別に整理されたカリキュラム、動画とドリルによる反復学習、進捗と理解度を一目で把握できる管理機能により、企業の日本語教育をシンプルかつ効率的に進めることができます。

参考書学習ではカバーしきれない部分を補いながら、効率よく合格を目指せる学習環境をご提案します。外国人スタッフの日本語教育やJLPT対策について、「自社の場合はどう進めるのがよいか」「どのレベルから始めるべきか」といったご相談も可能です。

まずはお気軽に、日本語カフェのオンライン講座についてお問い合わせください。

\お気軽にお問い合わせください。/

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この記事を書いた人

三木 雅史(Masafumi Miki) 株式会社E-MAN会長
1973年兵庫県たつの市生まれ / 慶応義塾大学法学部法学科卒
・25歳で起業 / デジタルガレージ / 電通の孫請でシステム開発
・web通販事業を手掛ける
・2006年にオンライン英会話を日本で初めて事業化
・2019年外国人の日本語教育を簡単、安価にするため
 日本語eラーニングシステムを開発、1万人超の外国人が日々学習中

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