特定技能の外国人を雇うメリットとは?技能実習生との違いを説明します!

履歴書フリー

新型コロナウイルスにより海外への渡航が著しく制限される現在、母国に帰れなくなった外国人の失業や、受け入れ予定だった外国人が日本に来られなくなることで人手不足に悩まされる企業のニュースを耳にします。

これを受け日本語カフェでは、既に日本に在住しており特定技能の資格で新たな就職先を探している外国人を中心に企業様へのご紹介をしています。

 

本日は特定技能の外国人を雇うメリット(①人材の質の高さ ②期間 ③コスト)を、技能実習生のケースと比較しながら順番にご説明します!

(3年間の技能実習終了後、特定技能としてさらに5年間日本で働くことが出来ます)

 

目次

①人材の質の高さ

3年間の実務経験と試験で得た知識

多くの技能実習生の場合、就労する仕事は未経験で少しの研修を積んだ程度なので、作業を一から教える必要があります。

一方特定技能の方は、技能実習の期間に実習先の業界・業種の学科試験と実技試験に合格しているため既に知識を持っています。

さらに、他社で同じ業務をしてきた場合、3年間の実務経験があるので仕事の指導がスムーズになります。

 

日本語能力・日本での生活への慣れ

同じ日本語能力試験のN3(N1~N5とあり、N1が最難)を保有していても、既に日本に住んでいる特定技能の方であれば日常的に日本語に接しているので会話レベルが1段上となります。

それに対して、初めて日本に来る技能実習生は日本での生活・言葉の部分でより多くのサポートが必要になると考えられます。

 

モチベーションの高さ

現状、技能実習で日本に就労された方の5%が失踪してしまっています。加えて実習期間の途中で本国に帰国してしまう方もいる中、技能実習の3年間をきっちりとやり終え、さらに自分の意志で5年間、介護であればそれ以上働きたいというモチベーションのある方が特定技能の資格を希望されています。

本国の家族のためにもっとお金を稼ぎたいと、前提となる意欲が違ってくるのです。

 

②配属までの期間と配属期間の長さ

技能実習生として日本に来る場合、実際に配属され働き始めるまでにおよそ1年2カ月を有します。

面接日程の調整から始まり海外に伺っての面接、日本語教育開始のスケジュールを決め、6カ月間本国で日本の生活や従事する業務の研修を受けてもらい、ビザを取得して渡日、さらに日本で1カ月の研修を受けてやっと働くことが出来ます。

このようにして働き始めても3年で終了してしまうのが技能実習です。

 

一方、特定技能の方を弊社で募集する場合、初めに求人票を提出し応募者を募ります。

早ければ一週間後に応募者と弊社のスタッフで面談を行い、その様子を写した動画を企業様にご確認いただきます。

その後、応募者の雰囲気や日本語力などを見て第2次面接に進む方を決定。オンラインにて面接を行い、条件が合えばすぐにビザ手続きに入ることが出来ます。

既に技能実習で入国されてその際に入国管理局の審査も終わっているので、ビザ審査もおよそ1カ月で終わります。

このようにスムーズに進むと、求人票を出されてから最初の配属までにかかる期間は2カ月程度で、技能実習に比べ期間が圧倒的に短くなります。

 

③コスト

特定技能の外国人を雇う最後のメリットは、配属前・配属後のコストが圧倒的に少なくなることです。

技能実習の場合、配属前本国での6カ月+日本入国後1カ月の研修費用と往復航空券代、さらに毎月管理団体と本国の送り出し機関への費用を企業側が支払う必要があります。

対して特定技能の場合、給料は少し高く設定されるのが通常ですが、送り出し機関に払う費用はなく、管理団体の代わりとなる登録支援機関に払う費用も、技能実習生に比べサポートが軽くなることから費用も安くなります。

採用までの面接・研修等のコストも特定技能だと圧倒的にかからない上に、就労期間は5年と長くなるのは大きなメリットと言えます。

 

 

特定技能の外国人を雇うデメリットは?

ここまで特定技能の外国人を雇う多くのメリットをご紹介してきましたが、一方でデメリットも存在します。

それは基本的に転職が認められない技能実習と異なり、法律上転職が可能という点です。

しかし転職を希望する場合でも、新しい雇用主側からすると既に3年間特定技能で働かれ、残りの就労期間が2年間の方をビザ代や紹介料を負担して雇うというのは再転職のリスクもあり好まれません。

情報量の少なさからも、現実的に転職は難しいのでそこまで気にする必要はないと考えられます。

以上、特定技能の資格を持つ外国人を雇うメリットをお分かりいただけたでしょうか?

帰国困難なベトナム人の方、日本でもっと働きたいと意欲のある方は
まだまだいらっしゃいます。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 初めまして
    私は九州で食品製造会社の人事担当をしています。
    現在、ベトナム人の技能実習生がいます。
    5名が特定技能で関東に行くことになっています。新たに技能実習生を6名受け入れる予定ですが
    入国の目途が立たず、現在、他社に特定技能生の募集をお願いしています。
    本日、ファックスをいただきましたので連絡させていただきました。
    質問があります。
    ・紹介料は1人当たりいくらですか?(相場は年収の20%程度と聞いています)
    ・引っ越し費用等はどこの負担(本人?受入会社?御社?)になりますか?
    ・事務所が東京ですが、もし契約した場合、入社後の管理体制はどうなりますか?
     (九州に管理拠点はございますか?)
    ・九州は福岡を除いて最低賃金が低いです。それでも九州を希望される方はいますか?
    以上、お答えできる範囲で構いませんのでご回答いただければ幸いです。

    • 岩本様
      お世話になっております。5/26にメールにて資料等お送りさせていただきました。
      弊社のご案内させていただいた内容はいかがでございましたでしょうか。
      ご多忙中とは存じますが、一度お電話かzoomを使ってオンラインでお打ち合わせができれば幸いでございます。
      ご都合のいいお日にちを、いくつか教えていただけますか?
      お電話でのお打ち合わせをご希望でございましたらお電話番号も併せてお伺いできればと思います。
      よろしくお願いいたします。

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