日本語能力試験(JLPT)は、日本語を学ぶ方々にとって重要な資格試験です。年に2回実施されるこの試験では、多くの受験者が自分の日本語レベルを証明するために受験しています。
しかし、JLPTを受験する際には、知っておくべき重要な注意点が数多くあります。受験票の取り扱い方法から試験当日の持ち物、試験会場でのルール、そして結果の確認方法まで、一つひとつの手続きには細かな決まりがあり、これらを見落としてしまうと、せっかくの受験の機会を無駄にしてしまう可能性があります。
特に、受験票の記載事項の確認や訂正手続き、試験当日の不正行為に関するルールなどは、事前にしっかりと把握しておきましょう。また、引っ越しや住所変更がある場合の手続きについても、適切なタイミングで行わなければ、重要な書類が届かなくなる場合があります。
この記事では、JLPT受験を成功させるために必要な注意事項を詳しく解説します。受験を控えている方は、ぜひ参考にして、万全の準備で試験に臨んでください。

受験票についての注意点

受験票の受け取りや、受験票の記載事項についての注意点を紹介します。
受験票の確認と、届かない場合の対処法
受験票は、主催団体(日本国際教育支援協会)から指定する日までに郵送されると同時に、MyJLPTの「申込者情報確認・変更」画面にも掲載されます。
郵送で届かない・紛失した場合は、MyJLPTの画面から受験票を印刷し、試験会場に持参すれば、正式な受験票として使用できます。
印刷できない場合は、受付センター(TEL:03-6686-2974)へ連絡し、FAX送付を依頼できます。自宅にFAXがない場合でも、学校・職場・コンビニのFAXで受け取り可能です。
名前・生年月日などの記載情報に誤りがあった場合
受験票が届いたら、すぐに氏名、生年月日、国・地域などの情報が正しいかを確認してください。
氏名の訂正は、1~2文字程度の軽微なものに限られます。名前の全ての変更はできません。また、名前と生年月日の両方を同時に変更することはできません。
訂正手続きには、以下の3点を郵送する必要があります。
- 訂正済みの受験票コピー
- 顔写真付き本人確認書類(パスポートや在留カードなど)のコピー
- 受験票データ訂正申請書
受付期間を過ぎてから訂正を依頼する場合、手数料として1,000円がかかります。また、試験当日に受験票や解答用紙の名前が間違っていても、試験会場での訂正は一切受け付けできません。そのまま受験してください。
団体申し込みの場合は、受験票は申込者個人には送付されず、団体の代表者宛てに全員分が一括で郵送されます。代表者は自身のMyJLPT画面から、申込者全員の受験票情報を確認することも可能です。
引っ越しをする場合の手続きについて
【受験票送付前に引っ越す場合】
受験票が発送される前に引っ越す場合は、速やかに最寄りの郵便局へ行き、新しい住所を届け出てください(転居届の提出)。
転居届は、以下の日本郵便のウェブサイトからも手続きが可能です。
郵便局|転居・転送サービス
https://www.post.japanpost.jp/service/tenkyo/index.html
【受験票送付後に引っ越す場合】
受験票が発送された後に引っ越す場合は、MyJLPTの「申込者情報確認・変更」画面にて、試験後に自分の住所情報を変更できる期間があります。
この期間中に住所変更の手続きを行うと、試験結果通知書などの郵送物が新しい住所に届きます。ただし、併せて郵便局にも新住所の届け出を忘れずに行ってください。

試験会場・当日のルールと注意点

試験会場や試験当日の持ち物、、解答方法、不正行為などについての注意点を紹介します。
試験会場について
試験会場は受験票およびMyJLPTで通知されます。いかなる理由があっても指定された会場の変更はできず、受験票で指定された試験会場以外では受験できません。
試験会場(大学など)への直接の電話問い合わせは絶対に行わないでください。また、受験者以外の付き添いや子供のための控室はありません。試験室のある建物には受験者しか入れません。

試験当日の持ち物と注意事項
- 受験票(MyJLPTから印刷したものでも可)
- HBの鉛筆またはシャープペンシル、プラスチック製の消しゴム
- アナログ時計(試験室に時計がない場合があります)
- 顔写真付き本人確認書類(念のため携帯)
- 試験室に入る前に電子機器(スマートフォン・スマートウォッチ等)は電源を切り、かばんにしまってください。
解答方法
解答用紙はマークシート方式です。必ずHBの鉛筆またはシャープペンシルを使用してください。ボールペンなどで解答しても採点されません。書き直す際は、消しゴムできれいに消してください。解答用紙を汚したり、折ったりしないでください。
不正行為について
不正行為は、内容によって「イエローカード(注意)」と「失格・退場」に分かれています。
以下のような行為をすると警告(イエローカード)が出され、一つの科目で2枚のイエローカードを受けると失格・退場となります。
- 解答時間開始前に、問題用紙を開いたり解答を開始したりする。
- 説明時間中に、電子機器類や時計のアラームが鳴る。
- 試験中に許可なく話す。
- 他の受験者の答えを見たり、教えたりするような、疑わしい行為をする。
- 解答時間終了後も、解答をやめない。
- 試験中に許可なく部屋から出る。
- その他、試験監督の指示に従わない。
以下のような行為をすると、即時に失格・退場となり、その回の試験成績はすべて無効になります。今後の受験が制限される場合もあります。
- カンニングペーパーや参考書などを使用する。
- 体や服に文字や数字が書いてある
- 試験中に、かばんから電子機器類などを出して使用する。
- 受験票と受験している人が別人。
- 他の人に答えを教える、または教わる。
- 問題用紙や解答用紙を試験室の外に持ち出す、または撮影する。
- 試験監督の指示に従わず、試験の妨げになる行為をする。
試験結果とその後について

日本語能力試験の合否結果は、MyJLPTの「試験結果・証明書発行」画面にて確認することができます。また、成績通知書および、合格者には認定書が、公益財団法人日本国際教育支援協会より指定日に郵送されます。
なお、試験結果に関する電話や電子メールでの問い合わせには一切対応していません。加えて、採点結果や試験問題の内容に関する質問にも応じられません。
- 試験結果通知書を海外で受け取りたい場合
試験結果通知書を海外で受け取りたい場合は、「海外発送受付期間内」に、以下の2点を郵送で日本語能力試験受付センターへ送付します。
- 受験票のコピー(余白に連絡可能な電話番号を記入してください)
- 切手を貼付した発送用封筒(はがきを折らずに入れられる大きさのもの)
発送用封筒には、海外の住所・氏名・受験番号を明記してください。書類に不備がある場合は、発送されません。

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JLPTの注意事項 まとめ

日本語能力試験(JLPT)は、日本語を学ぶ多くの方にとって、自分の実力を証明する重要な機会です。
受験票の取り扱い、試験会場での注意点、不正行為の定義、そして結果の確認方法など、細かい決まりが多くあります。中には、ひとつの見落としで受験そのものが無効になるような注意点もあるため、必ず事前に確認しておきましょう。
また、JLPTに向けた学習や準備には、自分に合った教材やサポートの利用も効果的です。多くの方がN4、N3、N2といったレベルでの合格を目指していますが、試験では語彙・文法・読解・聴解といった幅広い言語のスキルが求められます。
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JLPTという目標に向かって、一歩ずつ準備を進めていきましょう。しっかりと備えれば、きっと自信を持って試験当日を迎えられるはずです。




