
・外国人スタッフを採用したが、業務マニュアルや指示書の漢字で読めず、業務効率が上がらない
・日本語でのコミュニケーションは取れるが、メールや日報になると漢字の読み書きに不安があるようだ
・彼らの日本語レベル、特に漢字の能力を客観的に把握したいが、どうやってテストすればいいかわからない
外国人を雇用する日本企業の経営者や人事・教育担当者様の中には、このような「漢字の壁」に直面している方も多いのではないでしょうか。スタッフ本人のやる気はあっても、漢字が読めないばかりに業務が滞ったり、安全上のリスクが発生したりしては、企業にとっても本人にとっても不幸なことです。
本記事では、漢字学習を進めるにあたって、まずスタッフの漢字レベルをすぐにチェックできる無料のテストサイトをご紹介します。
\ 日本語学習システム/


外国人スタッフ向け漢字レベルチェック・学習アプリ3選


スタッフの漢字レベルがわかるレベルチェック(実力診断)に適したサイトと、漢字学習学習に適したサイトを紹介します。
【レベルチェック向き】MLC目黒ランゲージセンター


東京にある日本語学校「MLC目黒ランゲージセンター」が提供する、無料の「オンライン・セルフ・レベルチェック」ページです。このサイトの優れている点は、「漢字レベルチェック」が独立して用意されていることです。N5レベルからN1レベルまで、どの程度の漢字の「読み」ができるかをWeb上で簡単にテストできます。
さらに、「JLPT N5〜N1」までの級別総合チェックも用意されているため、「漢字は苦手だが文法は強い」といったスタッフごとの得意・不得意を把握するのにも役立ちます。客観的なレベルを手軽に把握するための第一歩として最適です。
【レベルチェック向き】JV-Campus(日本語レベルチェック)
「JV-Campus(Japan Virtual Campus)」は、日本の大学や機関が連携して運営する国際的な教育プラットフォームです。このサイト内で、JLPT(日本語能力試験)の公式サンプル問題に挑戦できるページが紹介されています。
最大のメリットは、JLPTの「公式」問題に触れられる点です。実際の試験形式で「文字・語彙(漢字含む)」セクションを試せるため、信頼性が非常に高いレベルチェックが可能です。
「N1〜N5のどのレベルの問題が解けるか」を試すことで、スタッフが次に目指すべきJLPTの級を具体的に設定する際の強力な判断材料となります。
【学習向き】KANJI Memory Hint


JLPTの主催団体でもある国際交流基金(The Japan Foundation)が開発した、無料の漢字学習スマートフォンアプリです。 特に非漢字圏(ベトナム、インドネシア、ネパール、フィリピンなど)のスタッフに効果的です。このアプリは、漢字の形や意味を「イラスト」や「語呂合わせ」と関連付けて覚えられるよう工夫されています。
例えば「休」という漢字なら、「人(ひと)」が「木(き)」に寄りかかって休んでいるイラストで覚えます。日本人にとっては当たり前でも、彼らにとっては丸暗記しかなかった漢字学習が、ゲーム感覚で楽しく続けられるようになります。




漢検(漢字検定)とJLPT(日本語能力試験)の違いは?


漢字学習というと、漢検(日本漢字能力検定)を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。しかし、外国人スタッフに受けさせるべきテストは、漢検(漢字検定)とJLPT(日本語能力試験)のどちらでしょうか?
結論から言うと、外国人の日本語能力を総合的に測るならJLPTが最適です。
漢検(日本漢字能力検定)とは?
主に日本人(日本語母語話者)向けのテストです。漢字の「読み」「書き」「部首」「四字熟語」「対義語・類義語」など、漢字そのものの深い知識を問います。
外国人にとっては、JLPTの最上級であるN1に合格した人でも、漢検2級(高校卒業レベル)に合格するのは非常に難しいと言われています。
JLPT(日本語能力試験)とは?
日本語を母語としない人向けのテストです。「文字・語彙(漢字含む)」「文法」「読解」「聴解(リスニング)」の4つの能力を総合的に測ります。あくまで「日本語を使って何ができるか」を測る試験であり、漢字はその中の一要素です。
企業側のメリットとして、JLPTの級(特にN3やN2)は、採用時の基準や社内での日本語能力評価基準として広く一般的に使われています。
漢字学習は日本語能力試験対策とセットで行うのが効率的
漢字の学習は、やみくもに「漢字ドリル」を渡すのは非効率です。最も効果的なのは「JLPT(日本語能力試験)合格」という明確な目標とセットで学習を進めることです。
JLPTはN5(入門)からN1(最上級)まで5つのレベルがあります。 N5やN4レベルでは、ひらがなやカタカナ、簡単な日常会話が中心ですが、N3レベルから要求される漢字の数とレベルが急激に増加します。
特にN3やN2の試験では、「読解」セクションの配点が非常に大きくなります。 長文を時間内に読み解く必要があるため、漢字が読めなければ「読解」問題でまったく得点できず、合格は絶望的になります。
「漢字を制する者がJLPTを制する」と言っても過言ではなく、漢字学習はJLPT合格に不可欠な要素です。


漢字を教える際の3つのポイントと注意点


ここでは、外国人スタッフに漢字を教える際の知っておきたい3つのポイントと、注意点を紹介します。
効果を高める教え方 3つのポイント
「書ける」ことより「読める」ことを優先します。 特に、業務マニュアルや安全標識など、現場で「読めないと困る漢字」から優先的にピックアップし、リスト化して教える(例:「停止」「危険」「原料」「日付」など)
漢字圏(中国や台湾)のスタッフは、形は知っていても読み方や意味が日本語と異なるため、その「違い」を教える必要があります。 一方、非漢字圏(ベトナム、ネパール、フィリピンなど)のスタッフには、漢字は単なる「複雑な絵」にしか見えません。
そこで、漢字をパーツ(部首)に分解したり、イラストで成り立ちを教えたりするのが効果的です。 (例:「木」が1本、「林」は2本、「森」は3本。「人」が「木」のそばで「休む」)
「休」という漢字だけを単体で教えても、使い方がわかりません。 必ず、「休みます(動詞)」「休み(名詞)」「休憩(きゅうけい・熟語)」のように、実際に使う単語やフレーズ(文)の中で教えることが重要です。
やってはいけない教え方NG例
日本人が小学校で習うように、ノートに漢字を100回書かせるような学習法です。しかし、現代の業務で手書きが必須な場面はどれだけあるでしょうか? 彼らにとって重要なのは「書く」ことより「読める」こと、そしてPCやスマホで「変換(入力)できる」ことです。苦痛な作業はモチベーション低下に直結します。
「『聞く』と『聴く』は、意識して耳を傾けるニュアンスが違うんだよ」 「『暑い』と『熱い』は、触れるかどうかだよ」 こうした感覚的な説明は、非母語話者には全く伝わりません。なぜなら、彼らの母国語ではどちらも同じ単語であることが多いからです。
もちろん書き順は漢字を覚える上で合理的ですが、優先順位は高くありません。美しい字を書くことよりも、まずはその漢字の「形」と「意味」と「読み」をセットで認識できることが最優先です。


漢字を自社で教育する際の課題


外国人スタッフの日本語教育、特に「漢字指導」を自社で行う企業も少なくありません。しかし、実際には多くの課題があり、結果として非効率になりがちです。以下に、その主な理由を整理します。
理由1:教える側のリソース不足
現場の日本人スタッフは、通常業務で手一杯です。その中で、外国人社員の日本語力に合わせて教材を作成し、教え方を工夫しながら指導するのは容易ではありません。
単に「教える時間」を確保するだけでなく、準備・フォロー・理解度の確認といったプロセスも必要であり、教育担当者に大きな負担がかかります。結果として、学習が継続しにくく、形だけの研修に終わるケースが少なくありません。
理由2:教え方の専門性の欠如
日本人にとって当たり前の「漢字の感覚」も、外国人にとっては未知の体系です。「なんとなく覚える」では通じず、部首・構成・意味・使い方を論理的に説明できるスキルが求められます。
ところが、多くの現場担当者は日本語教育の専門訓練を受けていないため、教え方が感覚的になりがちです。その結果、学習者が混乱したり、誤った理解をしてしまうリスクもあります。
理由3:学習レベルのばらつき
最も大きな課題が、学習者間のレベル差です。例えば、Aさんはベトナム出身で非漢字圏・N4レベル、Bさんは中国出身で漢字圏・N3レベル、Cさんは来日したばかり。
こうした多様な背景を持つ学習者に、同じ教材・同じ指導方法を当てはめても効果は上がりません。とはいえ、企業が個々のレベルに合わせてカリキュラムを設計し、進捗を管理するのは現実的に不可能です。
理由4:モチベーション維持の難しさ
業務後の疲れた時間に一人で漢字ドリルを解くのは、想像以上にハードルが高いものです。目的意識が薄いまま「やらされている」感覚になると、モチベーションは続きません。管理者側も進捗を把握しにくく、気づけば3日坊主で終わってしまう──そんなケースも珍しくありません。
このように、社内での漢字教育は一見コスト削減に見えても、実際には時間・労力・成果の面で非効率になりやすいのが実情です。学習者の多様性や専門的指導の必要性を踏まえると、外部の専門教育機関やオンライン学習サービスを併用する方が、結果として効果的かつ持続的な学習支援につながります。




日本語教育の負担を解決する「日本語カフェ」のJLPT合格コース


日本語カフェの『JLPT 合格コース』は、これまでに挙げた自社教育の課題(リソース不足、専門性、レベルのバラつき、モチベーション維持)をすべて解決するために設計された、企業向けのオンライン日本語講座です。
- 特徴1:プロ監修の「合格特化」カリキュラム(N5〜N1対応)
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厳しい審査をパスした一流の日本語の先生が監修した、JLPT合格に特化した動画カリキュラムが特徴です。レベル別に「何を、どの順番で学べば合格できるか」がすべて整理されており、スタッフは迷わず学習を進められます。
- 特徴2:高品質な動画+ドリルで「漢字」も「聴解」もカバー
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「漢字だけ」の偏った学習になりません。 プロ講師によるわかりやすい動画講義に加え、反復練習できる演習問題・ドリルも充実。苦手とされやすい「漢字」はもちろん、「聴解」や「読解」に特化したトレーニングもあり、実践力を養成します。
- 特徴3:企業の「管理コスト」を大幅削減
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自社教育の「リソース不足」を解決します。 スタッフの学習状況は、担当者様専用の管理画面を一目見れば把握できます。「誰が、どのレッスンを、いつ完了したか」がわかるため、担当者の管理の手間を大幅に削減。面談時の具体的な指導や声がけにも役立ちます。
- 特徴4:スマホ・PC対応で「いつでも・どこでも」学習可能
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学習はオンラインの動画講義形式なので、一人で何度でも好きなタイミングで繰り返し学習できます。N5レベルの人もN3レベルの人も、一人ひとりに合った学習ペースで無理なく続けられます。
スマートフォン・パソコン・タブレットに対応しており、「移動時間や休憩時間でアプリの動画を流す」といった「ながら学習」で、ストレスなく日本語に触れる時間を確保できます。
▼わかりやすい解説動画


▼ワークシート


ゼロから3ヶ月でJLPT N3に合格


「日本語カフェ」で学習したフィリピン人受講者4名は、日本語学習未経験からわずか3ヶ月の学習で、日本語能力試験(JLPT)N3に全員合格しました。2025年4月に学習を開始し、1日平均6時間の自主学習を継続した結果、6月にはN5・N4を突破。そして7月には、通常半年以上かかるといわれるN3レベルに到達しました。
実際の試験結果では、文字語彙・文法読解・聴解のすべての分野で合格点をクリアしており、「日本語カフェ」のカリキュラムが短期間で成果を出せることを証明しています。
一般的に学習効果のばらつきやモチベーション維持に課題がある日本語教育ですが、明確な合格目標と効率的な学習設計により、4人全員が同時にN3合格を果たしました。
外国人スタッフの日本語教育にお悩みの担当者様、まずは「日本語カフェ」に相談してみませんか? 貴社の課題やスタッフ様の状況に合わせた最適なプランをご提案します。
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まとめ


外国人スタッフの活躍を支えるには、「日本語で正確に理解し、伝える力」が欠かせません。中でも漢字は、マニュアルの読解・安全確認・報告書作成など、日常業務のあらゆる場面で求められる基礎スキルです。
しかし、企業が自社だけで漢字教育を行うには、時間・専門性・教材準備・モチベーション管理といった課題が山積しています。努力しても成果が見えにくく、担当者の負担ばかりが増える、といった声も少なくありません。
だからこそ、いま求められているのは「人」ではなく「仕組み」で学習を支える体制です。レベルチェックで現状を見える化し、プロが設計したカリキュラムを使って、誰でも・どこでも・自分のペースで学べる環境を整えること。それが、外国人スタッフの成長を加速させ、企業全体の生産性を底上げする最短ルートです。
「日本語カフェ」のJLPT合格コースなら、漢字力・読解力・聴解力を総合的に伸ばしながら、企業側の教育コストを最小限に抑えられます。現場の「日本語の壁」をなくし、スタッフが安心して力を発揮できる職場づくりを始めてみませんか。
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