日常会話で使える日本語の例文まとめ!シチュエーション別に例文を紹介

日常会話で使える日本語の例文まとめ!シチュエーション別に例文を紹介

日本語学習をしていると「こういう時はどう言えばいいの?」と正しい言い方が分からないことが出てくるのではないでしょうか。

今回は、日常会話や友達との会話、ビジネスシーンなど、シチュエーションごとに使える日本語フレーズの例文をまとめました。

たくさんの例文を紹介しているので、ぜひ勉強に役立ててください。

目次

日常会話で使える日本語の例文

日常会話で使える日本語の例文

日常会話で使える日本語の例文を紹介します。

挨拶の例文

挨拶は良い人間関係を築くために、とても大切です。

しっかり覚えて、学校や職場の人など、周りの人たちに笑顔で挨拶しましょう。

朝・昼・夜の挨拶
「おはようございます」
「おはよう」
朝のあいさつです。
「おはようございます」は丁寧で、誰に対しても使えます。
「おはよう」は友人や家族など親しい間柄の人に使います。
「こんにちは」昼のあいさつです。
「こんばんは」夜のあいさつです。
別れの挨拶
「さようなら」別れのあいさつです。
誰に対しても使えます。
「またね」
「じゃぁね」
「バイバイ」
別れのあいさつです。
友達や家族など親しい人に使います。
「お疲れ様です」
「お先に失礼します」
職場から帰る時に使います。
まだ誰かが会社にいるのに、自分が先に帰る場合は「お先に失礼します」と言います。

感謝と謝罪の例文

人に何かをしてもらったときには感謝の気持ちを伝えましょう

また、悪いことをしてしまったら、謝罪するのも大事です。

ここからは、感謝と謝罪の言い方をご紹介します。

感謝を伝える例文
「ありがとうございます」一番よく使う表現です。
相手が誰でも使えます。
「ありがとう」友達や家族など、親しい相手に使います。
謝罪を伝える例文
「すみません」
「ごめんなさい」
「ごめん」
一般的によく使う謝罪表現です。
「すみません」は知らない人やあまり親しくない人に使います。
一方、「ごめんなさい」や「ごめん」は友人や家族など、親しい人に対して使います。
「申し訳ございません」丁寧な謝罪表現です。
例えば、バイト先で失敗し、お客様に対して謝罪するときは「申し訳ございません」を使いましょう。

シチュエーション別の会話

次に、シチュエーションごとによく使うフレーズを見ていきましょう。

お店やレストランで使う表現など、よく使うものばかりなので、ぜひ参考にしてください。

買い物をする時の会話
「すみません」店員さんを呼ぶときや、話しかけるときに使います。
「いくらですか」値段を聞くときに使います。
「○○はどこにありますか」場所を尋ねる言い方です。
欲しいものがどこにあるのか尋ねたいときに使ってください。
「試着してもいいですか」服や靴を試したいときに使います
「大きすぎます」/「小さすぎます」試着した服や靴のサイズが合わないときに使います。
「もう少し考えます」買おうかどうか迷っているときに使います。
「クレジットカードは使えますか」お店でクレジットカードでお金を払えるかどうか確認したいときに使います。
レストランでの会話
店員
「いらっしゃいませ、何名様ですか」
あなた
「2人です」
レストランに入り、何人で来たか聞かれたときに使います。
「予約した○○です」席を予約しているときは、サービス係に予約時に教えた名前を伝えます。
「○○をください」「○○をお願いします」注文するときに使います。
○○の部分に注文したいメニューの名前を入れてください。
「○○抜きでお願いします」料理の中に特定の食べ物を入れないで欲しいときに使います。
例えば、お寿司にはワサビが入っていることが多いですが、嫌いな人は「ワサビ抜きでお願いします」と伝えましょう。
「これは注文していません」注文していないものがテーブルに来たときに使います。
「お勘定をお願いします」お金を払いたいときに使います。
「別々でお願いします」レジで、友達などと別々にお金を払いたいときに使います。
コンビニでの会話
「○○はありますか」
※○○に入る言葉の例:切手、コピー機、ATMなど
欲しいものや使いたいものが、コンビニにあるか尋ねるときに使います。
「ここで払えますか」電気代・水道代など、公共料金の支払いができるかどうか尋ねるときに使います。
「○○を1つください」
※○○に入る言葉の例:肉まん、フランクフルト、タバコなど
レジの横にあるお惣菜やタバコなど、店員さんに商品を取ってもらってから購入するときに使います。何が欲しいか伝えましょう。
店員
「お弁当は温めますか」
あなた
「はい、お願いします」/「いいえ、結構です」
お弁当を温めるかどうか聞かれたときの返事です。
スーパーでの会話
「○○売り場はどこですか」
※○○に入る言葉の例:野菜、肉、魚など
スーパーは野菜売り場、肉売り場、魚売り場などのコーナーに分かれています。
どこに目的の売り場があるか分からないときには、店員さんに尋ねてみましょう。
「レジ袋を2枚ください」レジで袋が欲しいときに使います。
「お箸をください」お弁当を買って割りばしが必要なときに使います。
店員
「ポイントカードをお持ちですか」
あなた
「はい、あります」/「いいえ、ありません」
スーパーでは、買い物をする度にポイントが貯まるポイントカードをくれることが多いです。
そのため、支払いのときには、レジ係に、スーパーのポイントカードを持っているかどうか尋ねられます。
道を尋ねる時の会話
道を尋ねるときは「すみません」といって話しかけてから次のようなフレーズを使います。
「○○はどこですか」
※○○に入る言葉の例:駅、病院、図書館など
場所を聞くときの定番表現です。
○○の部分に行きたいところを入れます。
「○○へ行きたいです」
※○○に入る言葉の例:駅、病院、図書館など
道に迷っているときに、誰かが話しかけてくれたら、「○○へ行きたいです」と自分が行きたいところを伝えると良いでしょう。
そうすると、行き方を教えてもらえます。
「どれくらいかかりますか」道を教えてくれる人に、目的地までどれくらい時間がかかるかを尋ねるときに使います。
(電話などで、今どこにいるかを伝えたいとき)
「今、映画館の前にいます」
道に迷ったときは、スマートフォンで知り合いに連絡して、道案内をしてもらうこともできます。
「今、○○にいます」と自分の現在地を伝え、そこからの行き方を教えてもらいましょう。
ホテルでの会話
「チェックイン、お願いします」/「チェックアウト、お願いします」ホテルのフロントで、チェックインやチェックアウトをするときに使います。
「予約した○○です」予約してからホテルに行ったときに使います。
予約のときにホテルに教えた名前を伝えましょう。
「Wi-Fiのパスワードを教えてください」Wi-Fiのパスワードを尋ねるときに使います。
「朝食は何時から何時までですか」ホテルの朝食が何時から何時まで提供されるか確認したいときに使います。
「○○が使えません」
※○○に入る言葉の例:シャワー、エアコン、電気ケトルなど
客室で、何かが壊れていて使えないときに使います。
「荷物を預かってもらえますか」チェックアウトの後に、荷物を預かってくれるホテルもあります。
「荷物を預かってもらえますか」と言って、預かってもらえるか確認しましょう。
病院での会話
「○○が痛いです」
※頭、お腹、喉など
体の調子の悪い部分を伝えるときに使います。
例えば、頭が痛い場合は「頭が痛いです」と言います。
医者
「いつからですか」
あなた
「3日前からです」
お医者さんに、いつから症状が始まったか尋ねられたときに使います。
「熱があります」熱があることを伝えたいときに使います。
「吐き気がします」吐き気があることを伝えるときに使います。
「○○アレルギーがあります」アレルギーがある人は、何にアレルギーがあるかを伝えましょう。
薬局での会話 
「○○の薬が欲しいです」
※○○に入る言葉の例:かぜ、頭痛、下痢など
○○に自分の症状を入れます。例えばかぜや頭痛などです。
「薬剤師さんに相談したいのですが」薬局で薬剤師さんに相談したいときに使います。
「○○を飲んでいます」薬剤師さんに、現在ほかに飲んでいる薬があるか尋ねられたときに使います。
薬剤師
「おくすり手帳はありますか」
あなた
「はい、あります」/「いいえ、ありません」
日本の薬局では、これまでにどこでどんな薬を処方されたかを記録した「お薬手帳」を持っているか尋ねられることがあります。
持っていれば手帳を見せ、持っていなければ持っていないと伝えましょう。

友人との会話で使える例文

親しい友人との会話は、「です、ます」の付く丁寧体ではなく、「です、ます」が付かない普通体でも行えます

ここからは友人との会話で使える表現を見ていきましょう。

好きなことについて話す
○○が大好き○○に自分が好きな人やものの名前を入れて使ってください。例えば、好きな芸能人の名前やマンガ、アニメの名前などを入れます。
○○にはまっている特定の事や物に、夢中になっていることを伝えたいときに使います。ゲームに夢中なら「ゲームにはまってる」になります。
○○のファン○○に好きな芸能人や応援しているスポーツチームの名前などを入れましょう。
趣味は○○
※○○に入る言葉の例:読書、旅行、映画鑑賞など
○○に自分の趣味を入れます。
予定を尋ねる、一緒に出かける約束をする
「週末は空いてる?」予定を尋ねる表現です。「週末」の代わりに明日や放課後などの言葉を入れて使っても良いです。
「週末は予定があって…」
「週末は忙しくて…」
予定を尋ねられた日に予定があるときや、忙しいときの返事です。
「映画を観に行かない?」映画に誘うときに使える表現です。
「ショッピングモールに買い物に行こう」友達をショッピングに誘うときに使える表現です。
「2時に駅前で待ち合わせをしよう」待ち合わせ時間や場所を決めるときに便利な表現です。

ビジネスシーンで使える日本語の例文

ビジネスシーンで使える日本語の例文

ビジネスシーンでは、非常に丁寧な話し方が求められます。

日本語に慣れてきた中・上級の学習者でも、はじめは少し難しいかもしれません。

しかし、ビジネスの場に相応しい話し方ができなければ、信頼を得るのは難しいのが現実です。

以下のような例文を参考に、ビジネス日本語を練習しましょう。

電話応対での会話


電話での会話は、顔の見えないやり取りということで、苦手な方も多いでしょう。

落ち着いて、ゆっくり・はっきりと、明るい声で話すことが大切です。

電話応対
「お電話ありがとうございます。株式会社○○でございます」電話に出て、一番最初に言うフレーズです。
会社によっては、会社名の後に電話を受けた人の名前を言うところもあります。
「◇◇コーポレーションの△△様ですね。いつもお世話になっております。」相手の会社名と名前を聞いたら、復唱して確認します。
相手
「○○さんはいますか」
あなた
「○○ですね。ただいまおつなぎいたします。少々お待ちください。」
社内の誰かに電話をとりつぐ場合に言います。
「少々お待ちください」の後に電話を保留にするのをお忘れなく。
相手
「○○さんはいますか」
あなた
「申し訳ございません。ただいま○○は、席を外しております。」/「申し訳ございません。本日○○は終日不在でございます。」
とりつぐ相手が会社にいない場合の返事の仕方です。
「よろしければ代わりにご用件をお伺いしますが、いかがいたしましょうか」電話をとりつぐ相手が不在の場合、代わりに自分が用件を聞いた方がいいか尋ねる表現です。
「失礼いたします」電話を切るときに言います。
相手が電話を切った後に受話器を置きましょう。

メールのやり取り

メール
いつもお世話になっておりますメールの冒頭によく使うフレーズです。
突然のご連絡、失礼いたしますメールの冒頭で使います。
これまでに仕事をしたことがない相手や連絡をとるのが久しぶりな人に対して用います。
~いただけますと幸いです何かを頼むときに使う表現です。
「~してくれると嬉しい」という意味です。
お知らせください相手に何かを教えてもらいたいときに使います。
例えば、相手に何かの提出を依頼している場合、いつまでに提出できるのかを尋ねる場合に使えます。
お気軽にご連絡くださいメールの最後の方に書くフレーズです。
質問があれば気軽に連絡してくれて構わないことを伝える表現です。
よろしくお願いいたしますメールの最後によく使います。

まとめ

まとめ|日常会話で使える日本語の例文まとめ

日本語学習者に役立つ様々なフレーズをご紹介しました。

日常会話や友達との会話、ビジネスシーンなど、状況に合わせて使ってください。

日本語会話上達の近道は、たくさん話すことです。

紹介した例文を練習して、色々な人に話しかけてみましょう。

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この記事を書いた人

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