介護業界では、深刻な人材不足が続き、従来の採用方法だけでは十分な人材確保が難しくなっています。こうした状況の中で、近年注目を集めているのが外国人介護人材の活用です。かつては言語や文化の違いから慎重な声もありましたが、特定技能制度の創設をはじめ、EPAや技能実習の改善によって、介護業界で外国人が活躍するケースは確実に増加しています。
とはいえ、外国人材の採用には制度ごとの特徴や在留資格の違い、現場が直面する課題、定着のための支援など、多くの検討事項があります。外国人を受け入れたものの、思うように定着せずに困った経験を持つ介護施設も少なくありません。
本記事では、介護業界で外国人材を「安心して雇用し、長く戦力として活躍してもらう」ために必要なポイントを解説します。採用制度の比較、成功事例、定着支援の方法まで、今日から実践できるノウハウをまとめた、介護事業所向けのガイドです。
\ 日本語学習システム/
介護業界で外国人材の需要が急増している背景

日本の介護業界は、今、極めて深刻な課題に直面しています。それは、超高齢化の加速と、それに伴う介護人材の圧倒的な不足です。
超高齢化と介護人材不足の現状
日本の65歳以上の高齢者人口は年々増加の一途をたどり、2025年には国民の約3割が後期高齢者になると予測されています。これに伴い、介護サービスの需要は高まる一方ですが、その担い手である介護人材は減少し続けています。
厚生労働省の推計によれば、2040年には約69万人の介護職員が不足するとされており、この「介護危機」を乗り越えるためには、国内の人材確保努力だけでは限界があります。
外国人受け入れ制度の拡大
この課題を解決するため、国は外国人材の受け入れ制度を急速に整備・拡大してきました。
| EPA (経済連携協定) | 2008年から始まった、外国人介護福祉士候補者の受け入れ。 |
|---|---|
| 技能実習 | 2017年に「介護」が職種に追加され、実務を通じた人材育成の道が開かれました。 |
| 特定技能 | 2019年に創設された制度で、特に人手不足が深刻な分野に即戦力となる外国人を迎えるための、最も新しい在留資格です。 介護分野は、この特定技能制度において最も注目されている分野の一つです。 |
かつては「言葉の壁」「文化の違い」から敬遠されがちだった外国人採用ですが、現在はこれらの制度が整備されたことで、受け入れ側のノウハウも蓄積されてきました。
介護現場において、外国人材は一時的な人材補充ではなく、持続可能な介護サービスを提供するための重要な戦力として認識が変化しています。特に特定技能制度は、今後も採用が加速すると見込まれています。

介護業界が外国人を採用するメリット

外国人材を採用することは、単に人手を増やす以上のメリットを介護事業所にもたらします。
深刻な人手不足を補える
最大のメリットは、やはり労働力の確保です。特に地方や夜勤帯など、日本人の採用が困難な状況において、意欲の高い外国人材は、即戦力または将来の戦力として、シフトの維持と利用者への安定的なサービス提供を可能にします。
介護の仕事は専門性が高く、育成には時間がかかります。しかし、特定技能やEPA制度で来日した人材は、長期的なキャリアパスを描いているケースが多く、適切にサポートすれば、高いモチベーションを保ちながら長期的に活躍してくれます。特定技能は最長5年、介護福祉士を取得すれば在留期間の制限がなくなるため、長期雇用につながりやすいのが特徴です。
介護現場の多様性向上・コミュニケーションの改善
外国人材の採用は、職場に新しい視点と活気をもたらします。異なる文化背景を持つ職員が加わることで、職場内のコミュニケーションが活性化し、既存の日本人職員にとっても良い刺激となります。多様な視点から、よりきめ細やかなケアや多文化に配慮したサービス提供が可能になるという、サービスの質の向上にも寄与します。
「日本で働き、技術を習得したい」という強い目標意識を持って来日する外国人材は、非常にまじめで勤勉な姿勢で業務に取り組む傾向が強いです。


介護分野で外国人材を採用できる制度をわかりやすく解説

外国人材採用の成否は、適切な在留資格(制度)を選ぶことから始まります。ここでは、主要な4つの採用ルートを比較しながら解説します。
EPA(経済連携協定)
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 対象国 | インドネシア フィリピン ベトナム |
| 特徴 | 介護福祉士の候補者として受け入れる。 来日後、働きながら介護福祉士国家試験の合格を目指す。 |
| 期間 | 滞在は最長4年間(受験機会を考慮)。 合格すれば在留期間の制限なし。 |
| メリット | 日本語能力(N2相当)と一定の基礎知識を備えた質の高い人材を採用できる。 |
| 注意点 | 採用までに時間がかかる。国家試験の合格率(約50~60%)を上げるための学習支援が必須。 不合格の場合は原則帰国となる。 |
技能実習(介護職種)
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 目的 | 開発途上地域等への技能等の移転を通じた国際貢献。 人手不足の解消が目的ではない点に注意。 |
| 期間 | 最長5年間(1号:1年、2号:2年、3号:2年)。 |
| 受入要件 | 営利を目的としないこと、実習計画の作成、監理団体(非営利団体)への委託が必須。 |
| メリット | 比較的安価なコストで、入国後すぐに実務経験を積ませられる。 |
特定技能(介護)
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 特徴 | 人手不足を補う即戦力として採用。 現在、最も採用が進んでいる制度。 |
| 期間 | 最長5年間。 介護福祉士を取得すれば「介護」の在留資格へ変更し、在留期間の制限がなくなる。 |
| 必要な試験 | 1. 介護技能評価試験(基礎的な介護の知識・技術) 2. 日本語能力試験(JFT-BasicまたはJLPT N4相当以上) |
| 取得後にできること | 身体介護を含む全ての介護業務に従事可能。 ただし、訪問介護を除く(施設・通所系サービスのみ)。 |
留学生経由での就職
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ルート | 日本語学校 $\rightarrow$ 介護福祉士養成施設(専門学校等)$\rightarrow$ 卒業後に「介護」の在留資格を取得。 |
| メリット | 日本での生活経験と、日本の専門教育を受けた、高い日本語能力と専門性を持つ人材を長期雇用できる。 |
| デメリット | 採用までに時間がかかり、教育費用の負担も発生する。 |
どの制度を選ぶべき?ニーズに応じた最適なルート選び
| 項目 | 特定技能 | 技能実習 | EPA | 留学生ルート |
|---|---|---|---|---|
| 採用までのスピード | 速い (試験合格者なら比較的即戦力に) | やや遅い (監理・手続き期間) | 遅い (選抜・日本語研修期間) | 遅い (3~4年の学校期間) |
| コスト | 中~高 (登録支援機関費用等) | 低~中 (監理団体費用等) | 高 (研修費用、移動費用等) | 高 (学費等) |
| 定着率 | 高い (キャリア志向が強いため) | 中 (制度上の制限) | 高 (国家資格取得目標がある) | 非常に高い (日本での基盤確立) |
| 在留期間の柔軟性 | 5年+介護福祉士で制限なし | 3年または5年で原則帰国 | 4年+介護福祉士で制限なし | 制限なし (就労後) |
| 訪問介護 | 不可 | 不可 | 可 | 可 |
外国人介護人材の採用を成功させるコツは、事業所の「現在のニーズ」と「将来の展望」に合わせて、適切な在留資格を選択することにあります。
- 即戦力による人手不足の迅速な解消を最優先するなら、特定技能が最も現実的な選択肢です。既に一定の技能と日本語能力を持つ人材を、比較的短期間で受け入れることが可能であり、永住への道も開かれつつあるため、本人のモチベーションも高い傾向にあります。
- 長期的な視点に立ち、高い専門性を持つ人材を育成したい場合は、EPAまたは留学生ルートが適しています。特に留学生ルートは採用までに時間はかかりますが、日本の教育と生活に慣れた人材を長期にわたって雇用でき、定着率も極めて高いのが特徴です。
- コストを抑えつつ、国際貢献の一環として人材育成を行いたいという目的が強い場合は、技能実習が選択肢に入ります。ただし、原則として技能移転が目的なので、人手不足解消を主目的とした運用には限界があり、在留期間も制限される点に注意が必要です。
自社の採用スピード、コスト許容度、そして人材に求めるキャリアパスを総合的に判断し、最適な制度を選びましょう。


外国人が介護現場で直面しやすい課題

採用後のミスマッチを防ぎ、定着率を高めるためには、外国人材が直面しやすい具体的な課題を理解し、対策を講じることが不可欠です。
日本語能力(敬語・専門用語)
日常会話はできても、介護現場特有の「専門用語(褥瘡、誤嚥など)」や「利用者や家族への敬語」の習得に苦労します。特に認知症の方への配慮ある声かけや、緊急時の正確な報告には、高度な日本語能力が求められます。
夜勤・シフト対応の理解
日本の介護施設の夜勤帯の業務内容は、母国のそれと異なる場合があります。また、急なシフト変更や残業への対応、体調管理の重要性といった、日本の職場の文化を理解させるためのOJT(職場内訓練)が必要です。
文化的ギャップ
食事の習慣、宗教的な配慮、清掃や整頓に対する考え方など、多岐にわたる文化の違いが、職場や利用者との間で摩擦を生むことがあります。特に、プライバシーや尊厳に関する考え方については、丁寧な相互理解が必要です。
職場の受け入れ体制不足
「外国人が来るから、あとはよろしく」と現場任せにしてしまうと、日本人職員側の戸惑いや負担が増大し、外国人材への不満につながります。受入体制(マニュアル整備、OJT担当者の指名、多文化理解教育)の不足は、定着率低下の最大の要因となります。
家族の理解不足
特定技能や技能実習の期間中は、家族の帯同が原則できません。母国の家族の病気や経済的な問題は、外国人が日本での仕事を続ける上での大きな障壁となり、契約期間途中の帰国リスクを高めます。

外国人介護人材の定着率を高めるポイント

採用を成功させることはスタートラインに立ったに過ぎません。戦力として長期活躍してもらうには、職場全体で定着支援を行う必要があります。
日本語教育の支援
入社時だけでなく、入社後も継続的な日本語学習をサポートします。
- 業務に必要な日本語
-
敬語、専門用語、記録作成に必要な文書作成能力に特化した教育を実施。
- 補助制度の活用
-
厚生労働省の「介護分野における外国人材の受入れ支援事業」や、自治体の助成金など、日本語学習支援に活用できる補助制度を積極的に利用し、事業所のコスト負担を軽減します。
生活サポート
特定技能の受け入れでは、生活サポートを行うことが義務付けられています。
- 住居の確保
-
来日時の家具・家電付き住居の提供。
- 行政手続きの支援
-
住民登録、銀行口座開設、携帯電話契約など、日本での生活の基盤作りをサポート。
- 緊急時の対応
-
病気や事故など、緊急時の医療機関への同行や通訳サポート体制を整える。
文化を尊重したコミュニケーション
- 異文化理解の研修
-
日本人職員を対象に、外国人材の出身国の文化や宗教に関する研修を実施し、相互理解を深める。
- 一対一での相談体制
-
現場のリーダーや教育担当者だけでなく、メンター制度を設け、仕事以外の悩みも相談できる窓口を作る。
キャリアパスの提示
「この職場で長く働くメリット」を具体的に提示します。
- 介護福祉士取得のロードマップ
-
資格取得までの学習スケジュール、受験費用の補助、特別休暇の付与などを明確にする。
- 昇給・昇進の基準
-
日本人職員と同様に、能力や貢献度に基づいた公正な評価制度を適用し、将来的なリーダー職への道筋を示す。
メンタルヘルス支援
言葉の壁、異文化での生活、慣れない業務によるストレスは計り知れません。
- 母国語での相談窓口
-
登録支援機関や外部のカウンセラーと連携し、母国語で安心して悩みを打ち明けられる環境を整備します。

外国人介護人材の採用を成功させるためのステップ

採用を成功に導くためには、計画的な準備と適切なパートナー選びが不可欠です。
採用決定の前に、まず現場の意識改革と環境整備を行います。
| OJTマニュアルの多言語化 | 業務手順書や緊急時対応マニュアルを、英語やベトナム語などに翻訳します。 |
|---|---|
| 多文化理解研修の実施 | 全職員を対象に、外国人の宗教・文化・慣習に関する研修を実施し、差別や偏見のない職場環境を作ります。 |
| 専任担当者の配置 | 外国人材の生活や業務のサポートを行う、キーパーソンとなる担当者を指名します。 |
自社のニーズ(即戦力性、コスト、長期雇用意向)に基づき、最適な在留資格を選択します。
| 即戦力・長期雇用を求めるなら | 特定技能、留学生ルート |
|---|---|
| 教育を通じた人材育成を重視するなら | EPA、技能実習 |
特定技能では登録支援機関、技能実習では監理団体への委託が重要になります。
| 実績と信頼性 | 過去の支援実績、特に定着率に関するデータを比較します。 |
|---|---|
| 支援体制 | 支援内容(日本語教育、生活サポート、緊急時対応)が充実しているか、母国語対応が可能かを確認します。 |
意欲と適性を正しく見極めることが重要です。
| 動機(キャリア志向)の確認 | 「なぜ日本で働きたいのか」「介護福祉士資格を取得したいか」など、長期的な目標意識を確認します。 |
|---|---|
| 日本語能力の確認 | 専門用語を使った簡単なロールプレイング(例:利用者への声かけ)を行い、実務レベルの日本語能力を測ります。 |
| 初期研修 | 日本の介護の基本的な考え方、接遇、施設のルールを徹底的に教え込む。 |
|---|---|
| メンター制度 | 業務に慣れるまで、先輩職員が一対一で指導・相談に乗る仕組みを継続する。 |



介護施設の成功事例を紹介

ここでは、外国人の採用で成功している介護施設の事例を紹介します。
やすらぎ福祉会(兵庫県)
やすらぎ福祉会は、神戸市北区を中心に複数の介護施設を運営しており、全職員約850名のうち、約80名が外国籍職員という、全国でも有数の外国人介護人材の受け入れが進んでいる法人です。職員の出身国は8か国以上と多岐にわたり、特別養護老人ホームから通所サービスまで、幅広い現場で外国人材が活躍しています。
この法人が大きな成果を上げている理由の一つは、外国人材を「一時的な戦力」ではなく、将来的に現場の中心を担う存在として受け入れている点にあります。経営側は、国籍や在留資格にこだわりすぎることなく、日本語で最低限のコミュニケーションが取れ、人柄が良い人材であれば積極的に採用しています。以前は国籍ごとに配属先を分けていましたが、現在は多国籍のスタッフを混成チームとして編成し、自然と日本人職員とも交流しやすい環境をつくり出しています。その結果、外国人職員が現場に溶け込みやすくなり、定着にもつながっています。
やすらぎ福祉会では外国人材の育成にも力を入れており、介護福祉士国家試験に向けた支援を積極的に行っています。これまでに、技能実習からステップアップした外国人職員が介護福祉士試験に挑戦し、数名が合格するという成果も生まれています。施設内で実務者研修を提供するなど、キャリアアップのための環境づくりも徹底しており、外国人材が「働きながら成長できる職場」として機能しています。
現場からは、外国人スタッフは非常にまじめで、利用者に対しても丁寧に接するという評価が多く寄せられています。経営トップも、「将来的には外国人が中心となっても問題なく業務が回る」と述べており、外国人材を本当に欠かせない戦力として位置づけています。
この事例から分かるように、外国人介護人材が定着し、戦力として活躍するためには、国籍にとらわれず多様性を受け入れる姿勢と、キャリアアップを支援する環境づくりが非常に重要です。やすらぎ福祉会の取り組みは、外国人採用を検討する介護施設にとって、実践的な成功モデルといえるでしょう。
参考:【事例インタビュー】神戸の介護施設で80名の外国人雇用 | やすらぎ福祉会 春日様 Jinzai Plus
社会福祉法人 泉心会(神奈川県)
社会福祉法人 泉心会は、神奈川県で特別養護老人ホーム「泉の郷」をはじめとした介護施設を運営している法人です。
外国人材の受け入れには比較的早い2013年から取り組んでおり、EPA介護福祉士候補としてベトナムやインドネシア出身の人材を受け入れたことがスタートでした。現在では、EPA介護福祉士候補・介護福祉士に加え、特定技能「介護」の外国人材も受け入れており、合計で10名以上の外国人職員が活躍しています。
最初にEPAで外国人材を受け入れた当初は、日本語の壁やコミュニケーション不足が大きな課題となりました。注意や指導のつもりがうまく伝わらず、外国人職員側は「ただ怒られている」と感じて萎縮してしまったり、日本人職員側も「どこまで仕事を任せてよいのか分からない」という戸惑いから、双方の間に距離が生まれてしまった時期もあったそうです。
しかし、一緒に働き続ける中で外国人職員の日本語力が向上し、周囲との関係も徐々に深まりました。さらに、先に入職したEPAメンバーが、後から来た外国人職員のサポート役として積極的に動くようになったことで、受け入れ初期のギャップや不安は大幅に軽減されていきました。こうして、外国人材と日本人職員が自然に協力し合える、働きやすい職場環境が少しずつ整っていきました。
泉心会が特徴的なのは、EPAだけでなく、今後を見据えて特定技能「介護」の人材受け入れにも早期から取り組んでいる点です。新型コロナウイルスの影響でEPA候補者の入国が思うように進まない中、日本国内にすでに在留している特定技能人材の採用に切り替えることで、人材確保のルートを多様化しました。また、今後はEPAよりも特定技能が主流になり、優秀な外国人材の獲得競争が激しくなると見越し、早い段階から特定技能の受け入れ実績を積み上げるという戦略的な判断も行っています。
実際に受け入れた特定技能外国人は、日本語能力試験N1レベルの高い日本語力を持ち、日本での生活経験も長いため、生活面でのフォローはほとんど必要ありませんでした。仕事に対する姿勢も非常にまじめで、現場にもスムーズに馴染み、将来的には介護福祉士を目指したいと話しているそうです。泉心会としても、長期的な戦力として活躍してくれることを大いに期待しています。
一方で、法人としてはまだ課題も認識しています。これまで多くの外国人材を受け入れてきたものの、介護福祉士資格を取得し、そのまま長く在籍している職員はまだ少数にとどまっています。EPAの場合、若い年齢で来日し、資格取得時には結婚や家族の事情から帰国を選択するケースも多く、「できればもっと長く一緒に働いてほしい」という課題感があると語られています。
そのため泉心会では、外国人材が日本で安心して生活し、長く働き続けられるよう、給与や処遇面の向上だけでなく、将来的にリーダー職などを任せられるようなキャリアパスづくりにも力を入れていく方針です。一人ひとりの文化や宗教、価値観の違いを尊重しながら、個別にコミュニケーションを取り、より踏み込んだ役割を担える人材へと成長してもらうための環境づくりを進めています。
この事例からは、EPAと特定技能の両方を組み合わせて外国人材を継続的に受け入れながら、長期的な視点でキャリア形成やリーダー育成まで見据えている点が大きな学びとなります。単に人手不足を埋めるためではなく、「どうすれば外国人職員がここに残りたいと思えるか」という視点で職場環境を整えていくことが、介護業界における外国人材の定着と戦力化の鍵であることがよく分かる事例です。
参考:【インタビュー】採用人材をEPA介護から特定技能に変えた理由とは?介護法人に聞いてみた サポネット
介護人材の定着に!日本語カフェのeラーニングでスキルアップ

外国人介護人材の採用を成功させ、長期的な戦力として定着させるためには、「日本語能力の向上」と「キャリアアップの支援」が不可欠です。
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介護業界での外国人採用でよくある質問(FAQ)


ここでは、介護業界で外国人の採用を考える際に、よくある質問と回答を紹介します。
外国人材とともに、介護現場の未来をつくるために


介護業界における外国人材の活用は、単なる人手不足の穴埋めではなく、これからの介護現場を支える重要な戦略へと変化しています。
採用を成功させるためには、まず自社のニーズに合った在留資格を選び、現場がスムーズに受け入れられる環境を整えることが不可欠です。そして、採用後も日本語教育や生活支援、資格取得支援などを継続し、外国人材が安心して成長できる体制をつくることが、長期的な戦力化につながります。
外国人介護士が日本で働く理由には、技術を学びたい、家族を支えたい、専門職として成長したいといった強い意欲があります。その思いに応える環境が整えば、彼らは確かな実力と高いモチベーションを持ったスタッフへと育ち、施設全体に新しい活力と価値をもたらします。
これからの介護現場にとって、外国人材は欠かせない存在です。受け入れる側が「どのように育て、どのように支えるか」を意識したとき、外国人介護士は間違いなく施設の未来を担う心強い戦力となるでしょう。











