日本語能力試験(JLPT)は、日本語を母語としない人々の語学力を評価するための試験です。世界中の多くの学習者が受験しており、日本国内外で広く認知されています。
その成績を証明する「成績証明書」は、進学・就職など、さまざまな場面で日本語能力を公式に示すために活用されています。
本記事では、この成績証明書を取得するための申請方法や発行にかかる費用、注意しておきたいポイントなど、初めて申請する方にもわかりやすく解説していきます。
※証明書の入手に関する詳細は、「日本語能力試験公式ウェブサイト」へお問い合わせください。
日本語能力試験 受付センター:03-6686-2974
webサイト:https://www.jlpt.jp/certificate/index.html

日本語能力検定(JLPT)の成績証明書とは?

日本語能力検定の成績証明書とは、日本語能力試験(JLPT)を受験したことを証明する正式な書類です。
進学や就職、ビザの申請などで語学力を証明する必要がある場面で広く活用されています。
この成績証明書には、試験に合格したかどうかの「合否結果」と、言語知識や読解、聴解といった各分野ごとの得点が記載されており、学習者の日本語能力を客観的に示す資料となります。

成績証明書の発行手続き

成績証明書の発行は、日本国内で受験した場合と海外で受験した場合で、手続きが異なります。
日本国内で受験した場合
成績証明書の申請は、次のいずれかの方法で行います。
- MyJLPT IDを使って申し込む(インターネット経由で試験に申込みをした方が対象)
- 成績証明書申請用IDを使って申し込む(2019年以前に紙の願書で申込みをした方が対象)
- 【申込み対象者】
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以下のいずれかに該当する方が申請できます。
- 2019年以前に紙の願書で試験を申し込んだ方
- 団体代表者による一括登録方式で申込みを行った、過去10回より前に実施された試験の成績証明書を希望する方
- 【申込み手順】
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- MyJLPTで登録手続きを行い、成績証明書申請用のIDを取得
- 成績証明書申請専用IDでMyJLPTにログイン
- 「成績証明書申請発行」ボタンをクリックし、申込者情報を入力
- 以下のいずれかの書類の画像をアップロード
- 合否結果通知書または認定書
- 紛失した場合は、パスポートの氏名・生年月日が記載されたページ
海外で受験した場合
海外で受験した場合の手続き方法については、以下のページで確認できます。

発行手数料|2025年4月から有料化

2025年4月以降の成績証明書複製版の発行手数料が有料になりました。
- 発行手数料
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- 発行手数料:1枚1,000円
- 海外発送料:1,000円
- 日本国内送料:無料
- 決済方法
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- クレジットカード(VISA、Master、JCB、AMEX、DINERS)
- Paypal
- AliPay+
- WeChatPay
海外発送は、DHLのサービス地域内のみ配達可能です。
参考:2025年4月以降の成績証明書複製版の手数料と決済手段について|日本語能力試験JLPT
成績証明書の申請に関する注意点

成績証明書を申請する際は、以下の点を確認しておきましょう。
発行・配達には時間がかかる
成績証明書の発行および配達には一定の時間を要します。
- 国内宛ての発送
- 発行手数料と送料の確認後、1〜2週間程度で到着
- 海外宛ての発送
- 2週間以上かかる場合があり、地域によってはさらに日数が延びることもあります。
- 国際郵便の詳細については、日本郵便の公式サイトをご確認ください。
1月下旬〜3月、および8月下旬〜10月は特に混雑する時期です。
この期間に申請する場合は、通常よりもさらに時間がかかる可能性があります。
顔写真は変更できない
証明書に掲載される顔写真は、試験時に登録したものがそのまま使用されます。
いかなる理由があっても、申請後に写真を差し替えることはできません。
キャンセルや返金は不可
申込み後のキャンセルや、発行手数料・送料の返金は一切できません。
手続き前に、必要性や内容をよく確認してから申し込むようにしましょう。
領収書の発行について
発行手数料の領収書が必要な場合は、MyJLPTの「領収書発行」画面から取得できます。
領収書は、申請者本人のIDを使用して発行する必要があります。
また、対象となるのは2023年10月1日以降の支払い分のみです。
成績証明書でよくある質問

成績証明書についてよくある質問をまとめました。

日本語能力検定(JLPT)の成績証明書 まとめ

日本語能力試験の成績証明書は、第三者に日本語力を正確に伝えるための重要な書類です。
発行手続きには時間がかかるため、必要になるタイミングを見越して早めに準備することが大切です。
2025年4月からは手数料が有料化されました。
申込み後のキャンセルや写真の変更ができないなどの注意点もあるので、申し込み前に条件をしっかり確認しておきましょう。




