これで納得!効果の高い日本語研修の選び方 2025 1/10 全てのコラム 日本語教育・日本語学習法 2019年7月28日2025年1月10日 今話題の外国人採用、 たくさんのメリットはあるとわかってはいるけれど、不安も多い。 そんな方、多いのではないでしょうか。 特によく聞くのが、言葉の壁とそれに伴うミスコミュニケーション。 優秀な海外の人材に活躍してもらい、自社の成長につなげるには、 どうしてもこの壁を乗り越えなくてはいけませんね。 でも、ご心配なく! 実は、日本語というのは、世界の様々な言語の中でも、 コミュニケーションをとるレベルになるには、 習得に時間がかからない言語と言われています。 皆さんもよく知る楽天は、 海外人材の積極的な採用で有名ですが、 楽天が海外人材採用に積極的になったきっかけが、 あるインド人のとても優秀なインドからのエンジニアが、 3か月で日本語を習得したからだそうです。 楽天をはじめ多くの企業は、 現在日本語力を問わず海外人材を採用し、 自社で必要に応じて教育するという傾向を強めています。 そこで、本記事では、 あなたにぴったりの日本語研修の選び方を、 3つのポイントにそって紹介していきます。 目次納得のいく!日本語研修の選び方 1.自社のニーズを分析 まずやるべきことは、自社のニーズを分析することです。 ここで特に大切になるのは、目的と受講者のレベルを明確にすること。 目的:研修を通して、身に着けてほしいスキル(etc レポート作成力、コミュニケーション力)、予算や期間を明確に! 受講者のレベル:受講者の現在のレベル×身に着けてほしいレベルで、選ぶ研修会社や、コースが変わってきます。また、受講者のレベルは均一ですか?ばらけていますか?受講者のレベルの均一さによって、効果的なレッスン形態も変わります。 以下に例を挙げるので、是非参考にしてみてください^^ 例1:インドからエンジニアを4人採用した人事担当Aさんの場合 日本語レベルが同じなので、予算が節約できるグループでのレクチャー 例2:新卒採用に外国人採用を取り入れ始めた人事担当Bさんの場合 予算が少ないが、採用した外国人人材の日本語レベルにばらつきがあるので、オンライン個別コースを導入 2.分析したニーズに沿って、研修形態を選ぶ 通学?派遣?オンライン?それともハイブリット型? 日本語研修には、さまざまな種類がありますが、 種類としては、通学・派遣・オンライン・ハイブリット型に分けられます。 通学:日本語学校に通ってもらう方法。 メリット:きめの細かいレッスンが受けやすい、担当の講師と直接レッスンなので、モチベーションが持続しやすい。グループレッスンなら比較的安い場合もあり。 デメリット:交通時間やレッスン費用の高さ。 こんな方にオススメ:出来るだけ早く日本語を習得してほしい、予算の心配はあまりない、学習者がモチベーションを保つことが出来るか心配、学習者の日本語レベルが均一 派遣:自社に日本語講師を派遣してもらう方法。 メリット:きめ細かいレッスンを受けられるのに加え、交通時間などかける必要がない。 デメリット:費用の高さ。 こんな方にオススメ:とにかく早く日本語を習得してほしい、予算の心配はあまりない、学習者がモチベーションを保つことが出来るか心配 オンライン:スカイプ等を使って、オンラインで講師にレッスンをしてもらう方法。オンライン日本語研修を、行っている企業で申し込みが可能。 メリット:どこにいてもレッスンを受けられること、費用が比較的安い場合が多い。 デメリット:企業や講師により、レッスン質にばらつきがある場合があること。 こんな方にオススメ:予算があまりないが、きめの細かい指導を受けさせたい、学習者のレベルにばらつきがある、時間や場所に縛られずレッスンを受けさせたい ハイブリッド型:上記二つ以上の方法を組み合わせたもの メリット:より対費用効果の高いレッスンが受けられる・ デメリット:自社のニーズとオンラインレッスンの特徴をよく理解し、選ぶことが必要。 こんな方にオススメ:もっとも自社のニーズに合ったレッスンで、効率的にレッスンを受けさせたい、はやく・効率的に日本語を習得させたい、出来るところは費用を節約したい *講師派遣と復習を兼ねたオンラインマンツーマンレッスンの組み合わせや、最近では、デジタル教材をメインにした学習と数回のマンツーマンオンラインレッスンのハイブリットもある。企業によって、自社のニーズに合ったものを提案してくれる これに加えて、グループ型のレッスン・個別型のレッスンの違いも、 考慮するとより良いと思います。 グループ型は、受講者のレベルが均一であるときに有効で、 個別型は、受講者のレベルが別々だったり、より1人1人の目的に合わせたレッスンに有効です。 3.日本語研修比較~あなたにぴったりのスクールを見つける~ ここでは、スクール選びの参考になるように、 いくつかの日本語研修提供会社を紹介していきます。 スクール名 特徴 レッスン形態 価格 教材・教育法 ECC ・日常会話からビジネスマナーまで学べる ・バイリンガル日本人講師・企業のニーズに合わせて、レッスン形態・カリキュラム・講師など対応 ・派遣・通学 ・オンライン 参考:社内語学スクール型(1回2000円/90分) ・テキスト「まるごと りかい/かつどう」 ・直接法、会話練習、宿題 ・トレーニングされた講師 ・レッスン方法、講師等企業のニーズに対応可 JapanOnline School ・個人に合わせたレッスン内容 ・24時間対応可 ・有資格の講師 ・オンライン 1レッスン(50分)、3600円~ ・スカイプを使用したマンツーマンレッスン ・個人にあったコース(JLPT、会話練習 など) ECCのような大手は、ビジネス分野において、 各社のニーズに合わせたレッスンを得意としています。 BerlitzやALCなども似たような特徴があります。 多くのオンライン日本語研修は、 上記のJapan Online Schoolのように個人・法人向けに スカイプを通したマンツーマンレッスンを提供しています。 マンツーマンとしては、価格が安いところが多いです。 ほかに、さらに的を絞って効果の高い研修を受けたい方には、 生徒の国籍に合わせた研修もおすすめです。 研修提供会社の数は限られますが、さらに生徒のニーズに合ったレッスンが受けることができ、 価格も比較的安く収まるので、おすすめです。 以下は、生徒の国籍にあった研修を提供している会社の例です。 スクール名 特徴 レッスン形態 価格 教材・教育法 Nihongo Café net ・来日したいフィリピン人向け ・日本語検定対策にフォーカス ・企業側が、学習時間・演習問題の結果を把握できるシステム ・対応レベルN5~N2 ・オンライン ・動画教材、オンライン問題演習 月額5000円(使い放題) ・日本人講師による、動画教材を用いたレッスン→確認問題・演習 ・モチベーション維持対策(常駐のフィリピン人コーチ、チャットでの質問対応) Kakehashi LLC ・来日したいベトナム人向け ・日本語検定・ビジネス日本語 など(カスタムレッスン可能) ・オンライン ・スカイプを使用したレッスン ・1レッスン(2480円~2760円) ・オンラインで、プロの講師が、複数の生徒に対して、レクチャー ・多様なレッスン 自社のニーズをしっかり分析して、 ぜひコストを抑えながら、 効果的な研修が受けられるところを選んでくださいね! まとめ 今回は、納得のいく日本語研修の選び方について、 3つのポイントを紹介させていただきました^^ 自社のニーズを分析 研修形態を選ぶ ぴったりのスクールを見つける ぜひ、あなたも実践してみてくださいね^^ 全てのコラム 日本語教育・日本語学習法 特定技能 トレーニング 教育 日本語 よかったらシェアしてね! URLをコピーしました! URLをコピーしました! 日本語能力試験(N4)、知らないと損する?!効率の良い勉強法とは 日本語が上手な外国人に学ぶ「日本語を簡単に身につける方法」 この記事を書いた人 三木 雅史 三木 雅史(Masafumi Miki) 株式会社E-MAN会長 1973年兵庫県たつの市生まれ / 慶応義塾大学法学部法学科卒 ・25歳で起業 / デジタルガレージ / 電通の孫請でシステム開発 ・web通販事業を手掛ける ・2006年にオンライン英会話を日本で初めて事業化 ・2019年外国人の日本語教育を簡単、安価にするため 日本語eラーニングシステムを開発、1万人超の外国人が日々学習中 日本語教育でお困りの方に役立つ資料をこちらからダウンロード下さい。 無料トライアルで実際のシステムをお試し頂く事も可能です。 日本語カフェが分かる資料3点セットをご案内します 資料を請求する 実際に日本語カフェの機能がどのようなものか、お試し下さい 試してみる 関連記事 特定技能の自社支援とは?必要な6つの要件と対応業務・メリットを解説 2025年5月17日 日本語検定JLPTを受けるべき5つのメリットを詳しく紹介 2025年5月16日 特定技能2号は支援義務がない?支援不要のメリットと誤解してはいけないポイントを解説 2025年5月15日 特定技能制度における受入れ機関とは?役割や条件・申請手続きを解説 2025年5月13日 外国人労働者に税金はかかる?条件や免除されるケースについて解説 2025年5月12日 特定技能2号から永住権を取得するには?必要な条件・申請方法・特例までくわしく解説 2025年5月10日 特定技能2号で日本語能力試験N3が必要な分野は?N3の日本語レベルも解説 2025年5月5日 特定技能2号で家族と日本で暮らすには?ビザの基本から申請の流れまでを解説 2025年5月4日