日本語がうまいアジア人はどうやって日本語を覚えたのか。

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日本に住むアジアの方や外国人の方の中で、私達日本人でも驚くほど日本語を上手に話せる外国人がいます。
それは一見簡単そうにも聞こえますが、実は日本語を外国人が話せるようになるということは、ものすごく大変なことなのです。

今回は日本語を実際に勉強して話せるようになった外国人がどのように日本語の勉強したのか、または日本語が学ぶ中で難しかった点などについてお伝えしていきます。

目次

外国人はどのようにして日本に興味を持つのか

日本には日本独自のカルチャーというものが数多く存在しています。アニメや漫画、仏教、神道、茶道など数えればキリがありません。

よって、外国人が日本に興味を持つきっかけはそれぞれであり、多種多様なものです。その多くのカルチャー中でも日本に興味を持つきっかけが「アニメ・漫画・ゲーム」であったという外国人はなんと50%以上も存在すると言われています。やはり、それだけ日本のアニメや漫画は海外でも人気が高いということです。

また、日本に興味を持ったきっかけが「日本食」であったという外国人も多くいます。それは単に日本食が美味しいということだけではなく、健康面やその日本食の美しさに興味を持つようです。

日本食を食べるためだけに外国人が日本旅行することも実際にめずらしくありません。日本語を学んでもらうその大前提にはまず「日本に強い興味」を持ってもらうことがとても重要になります。

日本語を教える前にまずは「日本への興味をどう引き出すか」そのきっかけをまずは一緒なって見つけてあげることがポイントです。

日本語の勉強はどのようにすれば良いのか

日本語は世界の言葉の中でも特に難しいといわれています。そんな日本語を外国人が学ぶにはどうすればよいのでしょうか?

しかし、残念ながらこれが「正解」という方法や手段は存在しません。なぜなら、日本語を覚えやすい方法というのは人それぞれ違うからです。

例えば、

・SkypeやZOOMなども用いたオンラインチューターサービスを利用する。

・漫画や参考書など、とにかくたくさん日本語の文章を読んで、漢字や文字を書き写して覚える。

・日本のDVDやドラマを見たり、CDを聞く。

・日本語教材で独学する。

・日本の漫画やアニメを見る、またはゲームをプレイしながら覚える。

・日本人の友達と話しながら教えてもらう。

このように多くの日本語を覚える方法は数多く存在します。この他にも珍しい勉強方法として「漢字の語源をイメージしながら意味を理解して覚える」という方法などもあります。動物の形や風景などを語源とした漢字や、その意味合いから形作られた漢字もあります。

また日本の日常会話に使う英語かたイメージし、話の流れを理解することもあるようです。日常会話で英語を用いる英語としては「サイン」とか「バッグ」、「ポータブル」などは英語でもそのままの意味で使えます。

つまり、日本語を学習したという外国人のライフスタイルや幼少期の学習方法などを理解してあげた上で学習プランやその方法を日本人が一緒になって考えてあげなければならないのです。

私達日本人で参考書などをベースに日本語を覚えたという人はいないでしょう。どう、生活に一部に日本語を織り交ぜていくか。それこそが勉強方法として一番重要なことなのです。

日本語はコレが難しい

日本語を難しくさせている点として「漢字の習得」があります。日本語と同じように「漢字」を使う中国語よりも日本語はとても難しいと言われています。その大きな理由として、一つの漢字にいろいろな「読み方」があるからだそうです。

例えば「空」という漢字には「そら」「くう」「から」それ以外にも複数の読み方があります。更には、それぞれ意味合いが前後の文章によって違ってくるのです。漢字の意味を前後の文章の意味合いから感じ取るには、まずは文法を理解できないとその漢字の使い方さえわかりません。

日本語にはたくさんの種類の文法が使われています。しかし、英語にはそのようなものは存在しません。

よって、複数の単語を使って文章をつくるということが外国人の方にはとても難しいのです。漢字を読めても、文章を書くとなると、とても難易度が上がります。外国人が日本語を覚える上で「漢字」はかなりハードルが高いものです。

また、外国人が日本語を習得する上で難しいのが「敬語」です。日本語以外の外国語にも丁寧な話し方や表現というものはありますが、これらは敬語とはが違い、「上下関係」を意識した言葉ではないのです。

日本語を勉強するには、この「敬語の概念」を深く理解することがとても重要となります。日本人でも正しく理解することが難しい「敬語」については習得の優先度を下げることも日本語習得のコツです。

まずは、単語や文法、漢字などから覚えてもらいましょう。

まとめ

2018年度の「海外日本語教育機関調査」の結果によると、なんと海外の日本語学習者数は380万人以上だといわれています。この結果は2015年と比較すると、10万人以上増加していることになり、それだけ日本語の需要が海外で高まっている証拠です。

日本人はもちろん子どものときから普段の生活の中から日本語を習得しており、とても苦労をした覚え経験があるという人は少ないと思います。しかし、外国人が正しい日本語を学ぶことはとても難しいことなのです。

そんな難しい日本語を学びたい日本語学習者は年々、増加してきており、多くの外国人が日本語に興味を持ってくれるようになってきました。日本に興味を持ってくれている外国の方々にぜひ、日本語を通じて日本の良いところや素晴らしいところを理解してもらい、効果的に日本語学習をしてもらいましょう。

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この記事を書いた人

三木 雅史(Masafumi Miki) 株式会社E-MAN会長
1973年兵庫県たつの市生まれ / 慶応義塾大学法学部法学科卒
・25歳で起業 / デジタルガレージ / 電通の孫請でシステム開発
・web通販事業を手掛ける
・2006年にオンライン英会話を日本で初めて事業化
・2019年外国人の日本語教育を簡単、安価にするため
 日本語eラーニングシステムを開発、1万人超の外国人が日々学習中

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